私たちはどうかしている

わたどう7巻確定ネタバレと感想!大波乱の第1部クライマックス終了【原作漫画】

わたどう 7巻 漫画 ネタバレ
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この記事では大人気漫画「私たちはどうかしている(わたどう)」7巻のあらすじ・ネタバレ・感想をご紹介しています!

「わたどう」6巻では、女将の嫌がらせに負けることなく七夕フェアを成功させました。

さらに城島は心を入れ替え、椿が七桜に蛍の指輪をプレゼントするロマンチックな展開も!

しかし、そんな夢のような時間を一瞬で忘れさせるような事実が判明しましたね。

DNA鑑定書により、椿ではなく自分が光月庵の正式な跡取りだということを知ってしまった七桜は、椿の前から姿を消すと決意しましたが…

七桜の御菓子を食べた大旦那の表情から、椿も何か気づいてしまっているかもしれませんし…

あー!!もうどうなってしまうのでしょうか??!

さっそく本題にまいりましょう!!!

それでは『わたどう7巻ネタバレあらすじ&感想!大波乱の第1部クライマックス!』をどうぞお楽しみください♪

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【原作漫画】私たちはどうかしている(わたどう)7巻のあらすじネタバレ!

今回の「わたどう」7巻は第1部のクライマックス…!!!

通常より1話分多く収録されているのでボリュームたっぷりですよ!

まずはそんな「わたどう」7巻のあらすじをどうぞ♪

 

【原作漫画】わたどう7巻のあらすじ

素性を隠して椿と結婚した七桜は、幾多の困難を乗り越え椿との絆を深めていく。妊娠を告げ二人の愛に懸けようとするが、そんな矢先15年まえに死んだ椿の父・光月庵の旦那様は亡くなった最愛の母と恋仲で、しかも自分の実の父であることを知る。

次々と明らかになっていく過去の真実。ショックを受け思い詰めた七桜は、光月庵から姿を消そうと決意。そんな七桜の前に椿の元婚約者・栞が現れ……波乱を含んだ第1部クライマックス!

引用:U-NEXT

せっかく椿との距離も縮まってきたというのに…「地獄絵図」展開です。

七桜にも椿にも、どうか幸せになってほしい!と思いますが…

次はどんな波乱の展開が巻き起こるのでしょうか?!

それではみなさん、第一部のクライマックスを見届けましょう!!!

 

【原作漫画】わたどう7巻の確定ネタバレ|耳に入れておきたいこと

ーー椿とは結婚できないーー

翌朝、七桜が早起きをして厨房へ向かおうとすると椿が声を掛けてきましたが「七桜、お前…いや、なんでもない」と何か言いたげな様子で口をつぐみました。

(大旦那のあんな顔を見たのは初めてだ。…初めて?いや違う、あの時も…)と考える椿の脳裏には‘’さくら‘’の御菓子を食べた大旦那の顔が浮かんでいました。

(一度は蓋をした一つの疑念。調べればはっきりするかもしれない。本当に七桜が…)そう思いながら椿は肩を落としました。

そこへ女将から来客が来たと呼ばれ、相手を聞くと…なんと以前婚約を破談にした長谷山栞でした…(俺の顔もみたくないだろうに)椿は破談にした時のことを頭を下げて謝りました。

ぴよ吉
ぴよ吉
栞の存在すっかり忘れてた…また出てくるとは

一方の栞はまだ椿に未練がある様子で顔を赤らめますが、新たに結婚が決まったこと・また光月庵の御菓子を買いに来たい思っていることを話しました。

そしてさらに「少しお耳に入れておきたいことがあって…」と切り出し「椿さんは七桜さんのお母様が犯した罪を知ってらっしゃるんですか?」と言いました。

栞の父が贔屓にしていた和菓子屋に、この春まで花岡七桜という職人がいて「花岡七桜の母親は人殺しです」というメールが来ていたらしいと…椿は一瞬目を細めますが…

「心配してくださってありがとうございます。でも私の知っている七桜とは別人です」と栞にそう言って部屋を出て行きました。

椿は目を閉じ、七桜が自分は‘’さくら‘’ではないと言ったことを信じようと自分に言い聞かせました(信じる。お前を信じる。信じる…。)

栞と2人きりになった女将は椿のことをまだ好きな様子の栞に「一途に誰かを想っている人を好きになるのは茨の道よ。どこまで行っても…おやめなさい。戻れなくなってしまう前に」と伝えました。

ひた吉
ひた吉
これはきっと女将自身の経験談だよね。。

翌日、七桜は多喜川の元を訪れていました。

「よくここがわかったね」とにっこり迎えてくれた多喜川と他愛のない会話をかわし、七桜は「どこか誰にも知れずに私を雇ってくれる店はないでしょうか?できれば住み込みで…」と尋ねました。

多喜川もこの相談には驚き「ちょっと待って。どうして?もうすぐ結婚式だろ?」と言いますが「椿さんとは結婚しません。お願いします…」と土下座をして懇願する七桜を見て、何かを察しました。

そしてちょうど手伝いを探している親戚がいると言われ、明日にでも行けます!と言う七桜に「今すぐだよ。あの店を出るつもりなら早い方がいいだろう?このまま戻る必要はない」と多喜川は言いました。

今すぐと言われた七桜は困惑しました…そんな七桜に多喜川はずっと後悔していることがあると話し始めます…家族の味であった御菓子を父が買いに行けなかった年があったが、また来年を楽しみに、と思っていた…

しかし来年は来なかった…もっと店に通ってその御菓子を作っていた七桜の母のことを知っていれば、いまもあの人の御菓子を食べられたかもしれない、と。

そして「今あの家を出て、君は後悔しない?」そう訊かれた七桜は多喜川の家を後にしました…まだ15年前の真相を明らかにしていない、と思ったからです。

ぴよ吉
ぴよ吉
よかった。ちゃんと一旦は光月庵に戻るんだね!!

七桜が見つけた手紙では、二人は昔から愛し合っているようでした…(それなのにどうして二人は一緒になれなかったの?)

ーー15年前のあの日、旦那様に消えてほしいと強く思った人はーー

 

【原作漫画】わたどう7巻の確定ネタバレ|理由なんていらない

光月庵の玄関先で、七桜と栞は目を合わせました…七桜はあのときの椿の婚約者だと思い出しました。

栞は結婚が決まったことを話し、結婚したら金沢を離れるため光月庵で三日後に開かれる茶会に参加したいのだと言いました…七桜に承諾された栞は「私きっと幸せになります。なので…お二人もお幸せに」

そう言って去っていきました…あの人を傷つけて私はこの店に入り込んだのだと七桜は思うのでした。

ひた吉
ひた吉
冷静に考えると、栞はかなり可哀そうだよね。幸せになってほしいよ。

翌朝、七桜は事件が起きた母屋に向かいました…記憶をたどり、椿の父である旦那様の部屋を探します…

(ママが取り調べ中に死んで捜査は打ち切られた。倒れた旦那様のそばに落ちていたナイフには、ママの指紋がついてたって聞いた。他に疑わしい人も結局いなかったって。)

(でも本当に…?私があの時見たのは、本当に椿と旦那様だけだった?もし何か忘れているとしたら…?)そう考えながら部屋に着くと、そこには板が張り付けられていて中を見ることはできませんでした。

屋敷の中からも入れないの?と思いながら母屋をうろうろしていると、山口が通りかかり、なぜこんなところに?と聞かれますが、適当に答えて奥に進もうとすると七桜。

すると山口からこの奥は大旦那が閉じたのだと聞かされます…年に一度茶会の日だけ開け、大旦那が亡くなった息子と語らうように、その部屋で1杯だけ飲むのだと。

結婚式の日まではいられないと考えている七桜…茶会の日に開くのなら、どさくさに紛れて入れるかもしれないし、それまでに真相を何とかつかまなくては、と思いました。

さらに山口は「大丈夫ですか?またお二人に距離がある感じがして…」と心配そうに訊いてきました…驚く七桜に、山口はにこやかに続けます。

「私ちょっと嬉しく思ってたんですよね。ここ最近、椿さんの雰囲気が変わったから。椿さんは否定するかもしれませんが、七桜さんのおかげですよ。ずっと椿さんの傍にいてあげてください」と。

ぴよ吉
ぴよ吉
周りが見ても分かるほど、椿は穏やかになったんだね。大旦那もそんな椿のことをちゃんと見ていたんじゃないかな。

ーー数日後、店頭で接客中の女将は客としてやってきた多喜川を見て言葉を失います…多喜川は御菓子購入し「今日子さんもぜひうちに来て父に手を合わせてやってください。父もきっと喜びます」と言いました。

女将は悔しそうな表情を浮かべるのでした。

ここ吉
ここ吉
この二人の関係、まだ謎だな~!

「不妄語戒」の掛け軸が掛けられている茶室…そこで椿がお茶を点てていると、七桜がやってきました…お互いのことが気になっている様子の二人。

七桜が「何かあったの?椿さんがお茶を点てるのは心を落ち着かせたいときでしょ」と言うと「…別に。ただ時間があったからだ。お前は朝早くからどこかに出かけてたな」と返す椿。

「今日は休みだったし散歩してきたの。身体なまってきたし」と七桜が言うと、少し太ったよなとからかう椿…は?!と反応する七桜に椿は穏やかに笑いました。

ぴよ吉
ぴよ吉
あぁ、椿…七桜が好きでたまらないんだろうな、切ない…

(そんな顔しないで…)「そういえば昨日、栞さんに会ったよ。本当だったらあの人と穏やかな結婚生活を送ってたかもしれないんだよね」と七桜が言うと、椿は顔をしかめました。

その表情を見て気まずくなった七桜は「ご、ごめ…私邪魔だよね」と言って去ろうとしましたが、椿が後ろから抱きしめてきます。

「どうしたの急に」と訊く七桜を振り向かせ、少し苦しそうな何か言いたげな表情で「理由なんていらないだろ。俺のものになるんだ」と言って首筋に顔をうずめました。

そのまま椿は七桜を押し倒し、椿は強引に七桜の首筋にキスをしました…七桜は「茶会の御菓子、何にするの?」と訊くと「…夕顔にする」と椿は答えました。

ーー夕顔・・・一夜で散る、はかない恋ーー

 

【原作漫画】わたどう7巻の確定ネタバレ|大旦那の遺言書

女将は「今日こそ店の跡取りのことをはっきりさせないと」と思い大旦那の部屋に向かいますが、大旦那は部屋で弁護士と遺言書を作成中でした。

「すべての財産を高月椿に相続させる。ただし、高月家の血を引く孫が現れた場合、その孫が全ての財産を相続する」という内容で、大旦那は完璧だと言いました。

部屋の外で聞いていた女将は「椿はれっきとした跡取りです!」と声を荒げますが…「お前が何を言っても無駄だ。このことは私が決める」と大旦那は突き放すのでした。

ーーいよいよ茶会の日・・・参列者は栞に御膳を運ぶ椿を見て「あの二人お似合いなのに」とか「図太い神経よね」などと七桜のことをひそひそと話していました。

すると「恐れながら、桜の根が非常に図太いのをご存じですか?強く太い根を持つ桜程、美しくたくさんの花を咲かせる。それくらい図太くなくてはこの店ではやっていけないでしょう」そう言って大旦那が庇うので、七桜も椿も驚きました…

ぴよ吉
ぴよ吉
大旦那…!!ちゃんと七桜のこと認めてるんだね!

茶会が進み、最後に出す「夕顔」の準備を厨房でする椿と七桜…椿は「お前の作ったホタルの上生…いや、なんでもない」とまた言いかけて口をつぐみ…ちょうど山口に呼ばれて厨房を去りました。

すると城島が「嫌味なくらいきれいな出来ですね」と言って現れ「私も一生敵わないって思う」七桜は答えました(目に焼き付けておきたい…椿の作る御菓子は全部)

その頃、女将は遺書を探して薄暗い大旦那の部屋を漁っていました…そこへ大旦那が現れ「探し物はこれか?」と遺言書を見せ「相変わらず油断ならない女だ。こんな夜だったな。私が初めてお前に疑惑を抱いたのも…」と言いました。

ーー20年以上前、茶会で帰りが遅くなった大旦那は、庭を抜けて部屋に戻ることに…すると、女将が息子ではない男とキスをして抱き合っているのを目撃したのですーー

ぴよ吉
ぴよ吉
大旦那に目撃されてたんだねぇ。

「なぁ椿は似ているんだろう?その男に…」そう言われた女将は必死に遺言書を奪おうとしますが「どうして裏切った!25年前、お前をこの家の嫁に迎えてやったのは私だぞ!」と大旦那も声を荒げます。

蝶のように美しく聡明で光月庵のいい女将になると思い、大旦那が息子の嫁として迎え入れました…「でも実際は蝶じゃなかった。この店を飲み込む邪の蛇だ」そう言われた女将は青ざめながら言い返します…

「私をそうさせたのはだれですか!私は希望に満ち溢れていた。樹さんの為に尽くそうと心に誓って…なのに樹さんは一度も私を愛してくれず…触れることすらも…」それを聞いて大旦那は「やはり椿は…」と呟きました。

ぴよ吉
ぴよ吉
女将も女将なりに辛い思いをしていたんだね…

女将は不敵な笑みを浮かべ「お義父さまだって、調べようとしなかったのは椿が本当の孫じゃないと分かったら困るからでしょう?どうして私から何も可も奪おうとするんですか!!」

女将は大旦那の遺言書を掴んで「これだけは渡さない!絶対に!!」と叫び、もみ合いになった反動で大旦那は後ろに倒れ、頭を打って血を流しながら気を失いました。

慌てて逃げようとした女将は仏壇のろうそくを倒し、炎が燃え広がります…その中に大旦那を置いていきました…厨房にいた七桜は嫌な予感がし、茶室に行きますが大旦那の姿がありません。

ぴよ吉
ぴよ吉
え、待ってこのまま大旦那が死んでしまうとか…ないよね?!

七桜はあの部屋かもしれないと思って母屋に向かうと…ある部屋にろうそくの明かりが見えました…七桜が覗くと、そこには男性物の着物を愛おしそうな顔で抱きしめている女将の姿がありました・・・

 

【原作漫画】わたどう7巻の確定ネタバレ|修羅場が始まる!

椿は厨房に戻り御菓子の準備中…作業をしながら15年前のことを思い出していました…父:樹の部屋に‘’さくら‘’の母:百合子がいたのを目撃し、会話を盗み聞きした時のこと…

百合子が「店は椿くんに継がせるの?」と訊くと「そのつもりだよ。あの子…椿には‘’さくら‘’って呼ばれてるみたいだな」と樹は答え…百合子は「そうなの。誰も本名を知らないんじゃないかな」と言いました。

「それがいいよ。あの子には―…」椿は樹の話したその続きが思い出せませんでした…そこで山口に「椿さん?」と声を掛けられハッとします…(なんで、いまさらあの時のことを…)

ぴよ吉
ぴよ吉
なんて言ってたんだろう…

そう言えば七桜が戻ってこない、そう思った椿は茶室に来てみたものの、七桜も大旦那もいません…

違和感を感じた椿は廊下を進むと、母屋に向かう扉の鍵が開いていることに気づき(茶会は終わってないのに、どうして開いてるんだ…?)不思議に思いながら椿は進んでいきました。

ーー七桜に気づいた女将は「どうしてここに?」と慌てています…女将さんこそ、と訊かれた女将は「着物の虫干よ」ととぼけます…七桜はチャンスかもしれないと思い、女将をまっすぐ見つめて問いました。

「この部屋…旦那様の部屋だったんですよね…刺されて亡くなったって聞きました。一緒に働いてた職人さんに」と言われた女将は「…仕事の逆恨みよ。あの人は何も悪くないのに…」と。

「いいんですか?世間では病死ってことになってるんですよね。私、昔からの常連さんに当時のことを聞いたんです。旦那様とその職人は仲が良かったって、愛し合っていたって」

ぴよ吉
ぴよ吉
わっ修羅場が始まる…!!!

そう言われた女将には、当時の百合子の言葉が浮かびました…「愛してるんです。ずっと昔から」そして七桜と百合子の面影が重なり「樹さんを返してください」そんな百合子の言葉が脳裏にこだまし…

女将は怒り狂い「うるさい!よくそんなことが言えるわ!愛してる二人…ねぇ、だったら何をしても許されるの?障害を誓い合った妻がいるのに」と声を荒げます。

女将は百合子が職人として雇われたのだと思っていましたが、密会を重ねている2人を見て(夫の心に住み着く寄生虫)だと気付き、心がズタズタに引き裂かれたのでした。

ひた吉
ひた吉
これは女将、なかなか可哀そうだわ…

「なのにあの二人は何の罪にも問われない…目に涙をためて謝罪すればそれで終わり。憎らしかった…心底」

七桜は女将の着物の袖を掴んで「…だから、だから罪を押し付けて…旦那様を指したのもあなたですか?!」と言いますが、女将は七桜の手を振りほどき「違うわ。何の証拠もないでしょ」と。

頭にきた七桜が「私が訴えます!あなたを見たって」と言うと女将は驚いて七桜の顔を見ました…そして「私は…‘’さくら‘’です。その職人の大倉百合子の娘です」と七桜が意を決して言いました。

すると女将は大声で笑いました…「あはははは!七桜さん、ありがとう。やっと言ってくれたわね。ねぇ、聞いたでしょ?」そう言って女将は部屋の入り口を見ました。

そこには椿の姿があり、七桜は青ざめました…椿もまた青ざめた顔で七桜を見つめています…そして椿はあの時の二人の会話を思い出すのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
あぁぁぁ…こんな形で椿に知られるなんて、本当に…

「それがいいよ。あの子にはー…こんな店の呪いに縛られずに自由にお菓子を作ってほしい」そんな父:樹の言葉に絶望したのです(ずっと信じていたのにー…)

 

【原作漫画】わたどう7巻の確定ネタバレ|屋敷が火事になり大旦那だけが見つからず!

互いに青ざめた顔で見つめ合う中、屋敷内が火事だ!とざわつき始めました…女将は「椿さん、あなたも戻って!」と言い部屋を出て行きました。

椿は震える声で「いま…‘’さくら‘’だって言ったのか…おまえが」と言い「なぁ…嘘…だよな?」泣きそうな顔でそう続けました…

(もう、これ以上はごまかせない…)七桜はお赤に手をあて話し始めました「15年前…この部屋で何があったのか、私は本当のことが知りたくて。ママは絶対に旦那様を殺してない。私はママの無実を証明するためにここに来たの」

(違う。七桜じゃない。七桜がさくらのはずがない!)椿は「掛け軸の前で言ったことも…嘘だったのか?全部…全部!」と言うと、怒り任せに七桜を壁に押しやり「全部!!」と叫びました…

ひた吉
ひた吉
椿…もう見てるのツライ…

どうして…と睨みつけ、壁を殴る椿…そして七桜に乱暴にキスをし「お前はずっと何も感じてなかったんだな…」…七桜は違うと否定しようとしたとき「椿さん、大変です…!」と山口が部屋に来ました。

屋敷が火事で大旦那だけが見つからず、母屋は煙が凄くて近づけないと言われた椿は「俺がを探す!山口さんは店の方を」と指示しました。

そして「お前はここから出るな!大旦那を見つけたら戻ってくる。何か言いたいことがあるなら、その時聞く」と七桜に言いました。

(椿は試してる…ここから逃げるのも自由。でもそのときは…二度と会わないとー。)七桜は「待ってる。ここで椿を待ってるから」と言い、椿は大旦那を探しに行きました。

屋敷の外にいた女将は燃える屋敷を見ながら、このまま大旦那がいなくなれば自分がやったとわからないし、椿がこの店を継げば勝ちだと思っていました。

中には誰もいないのよね?と使用人に確認すると「それが椿さんと七桜さんが…」と言われ、それを聞いていた栞が椿を心配するのでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
さっきはちょっと女将にも同情したけど、やっぱりひどい女だな!!

椿は母屋で必死に大旦那を探し「おじいさま!いるんですか!!」と叫びますが、むせてしまいました…(無理だ…これ以上は煙が凄すぎる)

すると微かに「だれ…か…助け…くれ…」と大旦那の声が聞こえ、椿は意を決して声のする炎の中へ飛び込んでいきました…!

ーーその頃、椿を待っている七桜の元へ城島が駆け付け「七桜さん?!早く逃げて!」と言いましたが「私はここにいる。椿を待ってないといけないの」と七桜は答えました。

(椿はきっと許してくれない。でもキスされるたびに椿の愛を感じてた。椿のことが好きだった。それだけは伝えなきゃ…失う前に…)

椿は煙の中、力尽きて倒れてしまいました…そんな中、幼いさくらの幻影が浮かび、こちらを見つめてきます。

ぴよ吉
ぴよ吉
椿、しっかり!!大旦那も心配…助かってほしい…

(さくら…あぁ…そうか。俺からすべてを奪いに来たんだな。こんな日が来るのをずっと恐れていた。あいつにとって俺は親のかたき…なのに、どうしていつも)

今度は七桜の幻影が浮かび、大旦那に言い返しています…(七桜…。どうしていつも俺の欲しかった言葉をくれたんだ?七桜…俺は七桜を手放せるのか?)

椿は薄れていく意識の中、涙をこぼしました…(七桜…俺が見つけた初めての…幸せだったんだ…)その時「椿さん!!!」栞が椿を見つけました。

ぴよ吉
ぴよ吉
椿~!!

その一方で七桜は城島に早く出るように急かされていましたが、ズキンズキンとお腹に激痛が走り、七桜は倒れてしまったのでした…(いや..それだけは…お願い…早く来て)

 

【原作漫画】わたどう7巻の確定ネタバレ|あの頃に戻りたい…

七桜は城島に抱きかかえられて母屋から出てきました…気づいた多喜川は、すぐにここから出ようと言いました。

七桜は(ダメ。待って…私は椿が来るのを…待ってるの…)と薄れていく意識の中、思っていました。

ーー2日後、七桜が病院で目を覚ますと傍には夕子がいて、ナースコールをしました…七桜はハッとして光月庵や椿がどうなったのか尋ねました。

夕子は母屋は全焼したが店は無事であること、椿の詳細はわからないが死人は出ていないことを話しました…しかし七桜は流産…「誰のせいでもない」と夕子はショックで震える七桜を抱きしめながら言いました。

ひた吉
ひた吉
やっぱりだめだったか…でも夕子の言う通り、誰のせいでもないから…

そんな七桜の様子をお見舞いに来た城島と多喜川が入り口から見ていて、城島は「七桜さんはこのまま光月庵とは縁を切った方がいいと思う。戻ってもまた辛い目に合うだけだ」と多喜川に言いました。

七桜は(私はこれからどうしたらいいんだろう?椿はあの部屋に戻ってきたの?部屋に私がいなくて安心した?それとも…)とぼんやりしていました。

テレビからは光月庵の火事を伝えるニュースが流れてきました…市の文化財にも指定されている型や道具が無事だったと報じられました。

「火事で燃えてしまわなくて本当に良かったです。若旦那様が守ったんですよ。命がけで」とキャスターが言うのを聞き、椿は自分との約束よりも「店を正式に継ぐ人」が使うあの道具を守ったんだ…と絶望しました。

ぽめ吉
ぽめ吉
椿は倒れて栞が見つけてたよね?道具を取りに行けたとは思えないけどなぁ。 

七桜は病院の屋上に行き(ママごめんね、私何もできなかった…)フェンスを掴み、うずくまって泣いていました…すると小さな女の子が「お姉ちゃんお腹すいたの?」と声をかけてきました。

そして女の子に和菓子をもらって食べると、それはとても甘く、七桜の目には涙が溢れました…そこへ病室からいなくなった七桜を探していた多喜川が駆け寄ってきました。

「どうして…さっき食べたご飯は全然味がしなかったのに…どうして御菓子は…」と言う七桜に「七桜ちゃん君はこれからどうしたい?光月庵に戻りたい?」と多喜川が聞きました。

七桜は首を横に振り「私は…御菓子を作りたい」と答えました…(戻りたい、あの頃に。ただ御菓子が好きって気持ちだけ。椿のことも何もかも忘れよう)

ぴよ吉
ぴよ吉
こんな形で椿と離ればなれになる展開は予想してなかった!!

ーーー3年後、「五月雨亭の茶会にぜひ光月庵の御菓子を」と椿と山口が商談に来ていました…しかし「別の店に決まってしまった」と店主に言われたので、椿が店名を尋ねると「花がすみ」だと教えられました。

その頃、花がすみの店内では「五月雨亭の御菓子、うちに決まったよ」と多喜川が話します…「そうですか」と応えたのはそう、七桜でした。

多喜川が「君の御菓子に気づくかな?椿くんは」と言うと七桜は「多分…でも関係ない。いまの光月庵には消えてもらうから」と答えたのでした。

 

【原作漫画】私たちはどうかしている(わたどう)7巻を読んだ感想!

7巻のネタバレ、お読みいただきありがとうございます!

第一部のクライマックスにふさわしい、大波乱の展開でしたね…!!

七桜の母、椿の父、そして女将の関係性もわかり、なんとも言えない気持ちになりました。

ひた吉
ひた吉
女将はひどい女だけど、辛い思いをしてきた人だと思うと、なんだかなぁ。

七桜はなかなか椿と話すことが出来ず、どうなってしまうんだろう?と思っていましたが…まさか女将との会話で正体がバレてしまうとは。

椿も薄々感じていたようですが、せめて七桜から直接話してもらえていたら、また椿の気持ちも違いましたよね。

本当にもう、なんという展開なんでしょうか…

SNSの反応も見ていきたいと思います!

 

SNSの反応は?

ぴよ吉
ぴよ吉
最後は幸せで終わってほしいと願うばかり!!

その後が衝撃すぎて忘れていましたが、女将と多喜川の関係が気になるという声が…!

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【原作漫画】わたどう7巻の確定ネタバレまとめ

「わたどう」7巻のネタバレあらすじ&感想をお送りしてまいりました!

ひたすらにショッキングな展開で第一部が幕を閉じました。

色々と辛いし複雑だし、とても体力を使ったように感じます(笑)

火事からの3年間、七桜と椿それぞれどのように過ごしてきたのか…

8巻では3年後の現在と共に、その模様も少しずつ描かれることでしょう!!

一息ついて、新章に突入していきたいと思います♪

というわけで『わたどう7巻ネタバレあらすじ&感想!大波乱の第1部クライマックス!』はここまで!

「わたどう」8巻のネタバレあらすじ&感想もお楽しみに♪