私たちはどうかしている

わたどう11巻確定ネタバレと感想!後継者争いを制すのは七桜?!

わたどう 11巻 ネタバレ あらすじ
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この記事では「私たちはどうかしている(わたどう)」11巻のあらすじ・ネタバレ・感想をお届けしていきます♪

「わたどう」10巻では、七桜と椿がお互いへの好きという気持ちを自覚しました。

そんな二人のお互いを想う気持ちがなんとも切なかったですよね。watadou volume11 spoiler

そして七桜はついに自分が光月庵の正式な跡取りである、自分が「さくら」であると宣戦布告しました。

しかし大旦那が七桜の目の前で意識を失い、そこへ椿もやってくるという展開に…!

いよいよ光月庵の跡取り問題には終止符が打たれそうな予感です。

これ以上、七桜と椿の関係がこじれて二人が傷つく姿は見たくないですが…どうなっていくのでしょうか??!

それでは『わたどう11巻ネタバレあらすじ&感想!後継者争いを制すのは七桜?!』と題してお届けしていきます♪

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私たちはどうかしている(わたどう)11巻のあらすじネタバレ!


今回の11巻は 「わたどう」2部のクライマックスな巻であると、作者の安藤なつみさんがツイートしていましたね。

少しでもハッピーな展開になっていますように…!!

まずは「わたどう」11巻のあらすじから行きましょう!!

 

わたどう11巻のあらすじ

共同作業でふたたび熱く燃え上がるかに思えた椿と七桜だが、金沢に戻った二人はそれぞれの宿命を受け入れ、別々の道を歩む。

光月庵への反撃を開始する七桜は、意識が戻りつつある大旦那に自分こそが光月庵の正統な後継者だと宣戦布告。18年前、七桜の母に樹をとられた女将は激怒するが、大旦那は先祖の言いつけを破り、椿と七桜に御菓子勝負をさせることに。勝つのは一人。運命の逆転はすぐそこに!?

引用:U-NEXT

なんと七桜と椿が光月庵の後継者の座を賭けて御菓子勝負をするようですね。

運命の逆転…逆転とはどっちなんでしょう…

さっそく「わたどう」11巻のネタバレに進みたいと思います。

二人の運命の対決を見届けましょう!

 

わたどう11巻の確定ネタバレ|女将がDNA鑑定書を破ってしまう!

七桜は現れた椿に驚きながらも「大旦那様!」と声をかけながら心臓マッサージをし始めます…すると椿が「俺がやる!救急車を早く!」と言って七桜と交代しました。

「おじいさま!死なせない…絶対死なせない!!」と必死の椿…そこへ女将も現れ、七桜に向かって「お義父様に何をしたの?」と言って警察を呼ぼうとします。

しかしその時、大旦那が息を吹き返し「やめろ…騒ぎ立てるな…何も呼ぶな…」と言いました。

ひた吉
ひた吉
あぁよかった大旦那!!!

女将は七桜の持ってきた封筒を見て、大旦那に見られてはまずいと思いとっさに取り上げます…七桜は「やめて!」と叫びますが、中身がDNA鑑定書だと気付いた女将は封筒ごと破りました。

(証拠が…ママが残してくれた…私がこの家の血を継いでいると言う大事な証拠が…)「返して!」と言う七桜の手を振り払い、大旦那の元へ駆け寄り声を掛けます。

ぴよ吉
ぴよ吉
女将のコワさは知ってるけど、ほんとにひどいな!

しかし大旦那は「その娘と二人きりにしてくれ」と…そう言われた椿はすぐに部屋を出ましたが、動かない女将に「お前も出て行けと」と睨みをきかせました。

部屋を出た女将は、しっかりと意識のある大旦那を見て焦っていました…(一体いつから?いつからお義父さまの意識ははっきりしていたの?)

「今度は何をしたんだ?色々と思い通りにしたんだろ?3年前の火事の時も」そう言ってくる椿に女将は今更何の話?ととぼけ「あなたは間違いなく樹さんの子供よ」と言うのでした。

しかし椿は栞から火事の真相を聞いていました…栞が倒れている椿を見つけたとき「七桜のところに戻るんだ…」とうわ言のように何度も呟いていたのです。

菓子道具は椿ではなく女将が持ちだしており、栞はそのことを椿の為にと女将に口止めされていました。

それから栞は椿と七桜が別れたと知り、自分にも希望があるのではと思い、今まで黙っていたのだと謝罪をしたのでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
栞、よく話してくれた!!

椿は火事のときの記憶がありません…しかしずっと執着してきたものだからこそ、無意識に道具を守ったのだと疑ったこともなく、栞の話に驚きました。

(本当のことを知ってたら…何か変わってたのか?七桜との未来があったのか?違う…俺と七桜はそんなに簡単なことじゃないんだ)

ひた吉
ひた吉
そうだよね…そんなに簡単じゃないし、今更知ってもなって思うよね

ーー二人きりになった七桜と大旦那…「お前が本当に‘’さくら‘’なのか?」と訊かれた七桜は頷きました…すると「証拠は?」と言われますが、もう鑑定書はありません。

七桜は「お…御菓子…私の作った御菓子を食べてください」と言って差し出します…一口食べた大旦那は息子:樹のことを思い出しました。

大旦那は息子に想い人がいたのを知りながら別れさせて女将と結婚させ、息子も相手のことも苦しめたのは自分だと話します。

そして大旦那は「二人が一緒になることを許していれば、樹もお前の母も今も幸せに暮らしていたかもしれない…すべての原因を作った私を許せるのか?」と訊きました。

七桜が「ゆる…せません…私は父と母が大切にしていたこの店が欲しいです。この店で御菓子が作りたい」と答えると…「悪いが手を貸してくれないか?椿のところまで…」と。

ぴよ吉
ぴよ吉
どうするつもりなんだろう…緊張する…

七桜が大旦那を椿の元へ連れていくと、大旦那は「光月庵を継ぐのは正式な血筋を持つ者だけだ。私も小さい頃から何度も良い聞かされてきた…」と話します(だが本当に正しいことなのか?何よりも守ることなのか…?)

少し考えた大旦那は「今月末…12月31日大晦日、除夜際の日、御菓子を持ってきてくれないか?より美味しく、魂を震わすそんなお菓子を作った者…その者に私は光月庵を譲る」と言うのでした。

 

わたどう11巻の確定ネタバレ|二人を永遠に繋ぐナイフ

‘’より美しく魂を震わす御菓子を作った者に光月庵を譲る‘’そう言った大旦那はご先祖の写真の裏に隠してあった遺言書を燃やしました。

「先祖の意志に反する行為。私のすることはあの世に行っても決して許されないだろう」大旦那はそう呟いて、先祖の位牌の前で頭を下げました。

ばけ吉
ばけ吉
椿の大旦那に対する想いも少しは通じたということだよね。

七桜は除夜際までの20日間、花がすみを閉めることにして御菓子作りに没頭していました(光月庵を私のものにする。この勝負に負けたらその道が断たれてしまう。そんなことさせない!)

女将は説得しようと大旦那の元へ行きますが「うまい菓子を作る者が店主になる。当たり前でシンプルなことだ。変えるつもりはない」と言われるのでした。

(何もかも捨てた人生をこの店に捧げてきたのに…もしあの小娘が勝ったら私はどうなるの?)女将は苛立ちと焦りで居ても立ってもいられません。

そこへ「女将さんよろしいでしょうか?」と栞が女将の元に顔を出しました…(ああそうだわ…私には長谷屋さんがついてる)女将はニヤッとしますが、栞は椿とは結婚できないと言い出します。

どうしてか中々言わない栞に女将は「本当は妊娠なんてしてないから?」と言って栞を驚かせました…そして「いいのそんなことは。子供よ…やっぱり子供なの栞さん。椿がダメなら他の人でもいいわ」

「相手は誰でもいいからとにかく結婚するの。茨の道に踏み込んだんだから覚悟しなくちゃ。子供が出来れば幸せになれるの。大丈夫よ。栞さんのことは私が守ってあげる」と言って栞を抱きしめました。

ぴよ吉
ぴよ吉
こわい…さすが女将だよ…自分もそうだったからって…

怯える栞のもとに椿が現れ、女将を制止して栞を逃がし「関係ない人を巻き込むのはもうやめてくれ」と言いました。

「…あなた作れるの?あのお義父様を感動させる御菓子が。あの小娘の御菓子を選んだらどうするの?!いやよ…あの女に樹さんを奪われて…今度は光月庵も奪われるなんて…」

そう言う女将に椿は「七桜は母親がやったとは思ってない。本人も自白してない」と返すと女将は叫びました「あの女が殺したの!聞いたのよ!あの女が椿さんの腕の中で言ったのを…」

ー私と一緒に死んでくれるかと問われ「本気で言ってるのか?」と樹が訊くと「あなたと一緒ならどこへでも」と答える百合子…「ナイフを用意するよ。二人を永遠に繋ぐナイフだ。愛してる」ー

ぴよ吉
ぴよ吉
なんて恐ろしくて悲しい会話…

女将はこんな二人の会話を事件の夜、襖越しに聞いてしまったのでした…「でもあの女は直前になって自分だけ逃げた…!わかるわ。いざとなったら怖くなったのよ」

「小さな我が子を一人にはできないって都合よく子供への愛を選んで。樹さんを裏切ったの!殺したも同然よ!」(渡さない…あの女にだけは…)

そう言った女将に「何もするな。栞さんにも七桜にも。除夜際の勝負は必ず勝つ」と椿は言いました。

ーー「違うこんなんじゃない。もっと甘く?違う…」七桜は店の厨房で納得のいく御菓子が出来ずに焦っていました…しばらくして店に来た多喜川は厨房で倒れている七桜を見つけました。

多喜川は七桜を起こし、休んだ方がいいと言いますが、七桜は不安をこぼします…「分からないんです…どんな御菓子を作ったらいいのか」

「大旦那様が何を好きなのか、どんなことで嬉しくなるのか想像もつかない。私には何の思い出もないから…」と…(かなわない…ずっと一緒にいた椿には。どうしよう…どうしたら)

ひた吉
ひた吉
ついに掴んだチャンスだし、なおさら焦ってしまうんだろうなぁ。

多喜川は七桜をお姫様抱っこで持ち上げ、驚く七桜に「七桜ちゃん目をつぶろう。息を整えよう」と言い、七桜は素直に従います…するとふわっとみかんの香りがして七桜は目を開けました。

多喜川はケロリと笑って「安心した。いやー七桜ちゃんも普通の人間だったんだね。何があってもヘコたれないから、時々サイボーグなんじゃないかと思ってたよ」と言って微笑みました。

「弱音なんていくらでも吐いていいんだよ。御菓子に囚われてるだけが七桜ちゃんじゃないでしょ。炊きたてのご飯を幸せそうに頬張るのも、動物の特番を見て泣きじゃくるのも…全部七桜ちゃんだしね」

ぴよ吉
ぴよ吉
七桜と多喜川には3年間の間にしっかりと二人の生活があったんだね。

「光月庵を継いでも、このまま花がすみに残っても、たとえ御菓子作りをやめたって君は君だよ。何も変わらない。だからどんなものも自信を持って作ればいいよ。そのまま自分が好きだって思うお菓子を」

優しい言葉をかけてもらった七桜は「僕だけはずっと君のそばにいるよ」といつか多喜川に言われたことを思い出しました…「多喜川さんはどうして私が欲しい言葉が分かるんですか?」

七桜がそう訊くと、多喜川は七桜に顔を寄せて「気づかない?君がそうさせるんだよ」と言うと七桜にキスをし、七桜は固まってしまいます…「ねぇ七桜ちゃん。きみの夢が叶って…何もかも終わったら…」

ぴよ吉
ぴよ吉
も、もももしかして…???

 

わたどう11巻の確定ネタバレ|突然のプロポーズに驚く七桜!

「僕と結婚してほしい」と言う多喜川…さらに「最近よく考えるんだ。僕の前から七桜ちゃんがいなくなったら…想像したらぞっとした。誰にも渡したくないと思った」と続けました。

「驚かせてごめんね。気持ちを知っておいてほしかったんだ。また全部整理がついたら考えてほしい」と言って部屋を出て行きました…七桜は突然のプロポーズに驚きました。

多喜川は「花がすみ」を出すときに高価な骨董品をたくさん売って開業資金を作ってくれていました…親戚や周りから色々と言われてるはずなのに、何も言わずにずっと傍にいてくれる多喜川。

そんな多喜川との結婚を考えますが、同時に椿への想いもこみ上げてしまうのでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
多喜川さんとも幸せにやっていけそう…でも、椿への想いも簡単には断ち切れないよねぇ。

ーー椿は調子の悪い目を抱えながらも試作品を作っており、城島はそんな椿を見て居ても立ってもいられず、花がすみに向かいました。

七桜は御菓子を食べたいと言う城島に差し出すと「1つ食べると必ずもう一つほしくなるんだ」と褒められ、嬉しくなりました…お茶のお代わりを取りに裏へ行こうとすると城島が声をかけます。

「椿さんと栞さん…あの二人の間には何もないですよ。妊娠もしてないし、結婚もしないと思います」と…七桜は驚いて振り返ります…「俺…七桜さん絶対好きな御菓子を楽しく作ってるんだと思ってた」

ぴよ吉
ぴよ吉
城島、いいぞ!!

「七桜さんの事情、俺なりに調べてちょっとは分かってます。もし除夜際の勝負で負けたら…七桜さんはどうするつもりなんですか?一生、光月庵を恨んで生きていくんですか?」

そう訊かれた七桜は返す言葉が見つかりません…「これ七桜さんに作ってきたんで食べてください」と言って箱を置いて城島は帰っていきました。

中身はわらび餅…一口食べた七桜は城島がもう前を向いているんだと感じました…七桜の脳裏には城島と多喜川の言葉がよぎり、うつむきました。

ぽめ吉
ぽめ吉
城島いい具合に痛いところを突いてくるよね、いいやつ!!

ーー29日、椿は雪が降るなか尾山神社へ祈願に来て手を合わせてると、七桜も隣で手を合わせました…椿は驚き、七桜を見つめます。

「今夜…一晩だけ、椿の時間を私に下さい。21時に…「よろず楼」で待ってます」七桜はそれだけ言って去っていきました。

七桜は旅館「よろず楼」で雪を眺めながら椿を待っています…椿が現れると七桜は「月が見たかったのにずっと降ってるね。今日は今年最後の満月だったから」と言いました。

「…そんなことを言いに呼び出したのか?」と椿が言うと七桜は話し始めます…「私が光月庵にいたころ…こんな風に窓からしょっちゅう外を眺めてた。ときどき母屋から椿がきて手を振ってくれるの」

「それが凄くすごく嬉しくて。あのころ椿のことが本当に好きだった。でも、同時にいつも浮かんでくる光景があるの。椿がママを指さしたあの瞬間…それを思い出すとどうしようもなくドロドロした感情に支配される」

ぴよ吉
ぴよ吉
複雑すぎる想いが…もう本当に切ない…

黙って聞いている椿に近づいて、うつむいたまま「一晩…今夜だけ…最後に私を抱いてほしい。勝っても負けても…明後日が私たちの最後になるから」と言いました。

(最後にする。椿のことも光月庵のことも…最後に…)椿はじっと七桜を見つめ…七桜の着物の帯をほどき始めました。

七桜の首筋にキスをして顔を覗き込み「…ほんとにずるい奴だな」と言うと「椿もでしょ」と言葉を交わし、椿は七桜を押し倒しました。

ぴよ吉
ぴよ吉
あぁぁぁぁ…

(あの時私は誓ったの。ママの叶えられなかった夢は私が本物にする。でも…最後だけ、今だけ。ただの一人の女として椿に抱かれたい)七桜は幸せに包まれました。

そして翌朝、七桜は寝ている椿にそっとキスをし、声を掛けずに出て行きました…(明日は除夜際。私たちの運命が決まる日)

 

わたどう11巻の確定ネタバレ|除夜祭いよいよ勝負の時!

12月31日大晦日、除夜際が始まりました…準備をしながら栞が勝負の行方を心配していると城島は「椿さんはこの店のすべてを知り尽くしてる。七桜さんは勝てないと思う」と言いました。

ばけ吉
ばけ吉
そうだよね、やっぱり椿が勝つのかな…

多喜川は二人の会話を聞いていた女将に「さすがの女将も気が気じゃないですか?あなたが何も妨害せずに今日を迎えるなんて、どういう風の吹き回しなんでしょうね」と声を掛けました。

椿に何もするなとくぎを刺されていたため何もせずにいた女将は「息子の力を信じてますから」と答えるのでした。

いよいよ勝負の時、七桜と椿が大旦那の部屋に現れました…大旦那は「今年最後の亥の刻。二人の御菓子をいただこうか」と言い、まずは七桜の御菓子を指名しました。

ぴよ吉
ぴよ吉
ドキドキする…!!

「どうぞ」と七桜に差し出された椀の蓋を取るとふわっと柚子の香りが漂います…七桜が作ったのは柚子の皮をまるごと使って包餡した美しく見事な御菓子でした。

(五感のすべてで伝わってくる。和菓子が好きという気持ち…いつまでも包まれていたいような…あたたかい菓子…)大旦那には七桜の想いが伝わりました。

「あたたかい菓子だ」そう呟き、ごちそうさまと手を合わせました…大旦那の反応から、七桜はちゃんと自分が好きだと思える御菓子が作れたのだと感じました。

ぽめ吉
ぽめ吉
すごいなぁ…そんな御菓子、食べてみたい…

「次はそちらをいただこう」そう言われた椿が差し出したのは‘’つばき餅‘’…源氏物語にも登場する和菓子の原点ともいわれる御菓子で、椿の葉で道明寺を挟んだとてもシンプルなもの。

(椿がそんなシンプルな御菓子を作ってくるなんて…)驚く七桜でしたが、葉の置き方や道明寺の艶と輝きに目を奪われる‘’つばき餅‘’に椿のセンスを感じました。

一口食べた大旦那は目を見開き「この味…どうしてお前が、この味を知ってるんだ」と言って驚いています…「私が初めて父に教わった御菓子です」と椿は答えました。

大旦那は息子と過ごした日々を思い出します(わしが…教えた…)そして「お前がこれを教わったのは本当に小さな頃だろう。なのに…こんな完璧に作れるはず…」と言いました。

椿は大旦那をまっすぐに見つめ「大切な味です。絶対に、忘れない」と言いました(和菓子が伝えるのは味だけじゃない)

(口にした時の情景。感じた想い。そこに確かにあった…優しい思い出。それは…おじいさまもきっと同じだ。それこそが代々受け継がれてきたものだ…)

ぴよ吉
ぴよ吉
さすが椿。これはおじいさまもぐっと掴まれるだろうな。

大旦那の目から涙が零れ落ちます…うつむき、何かを考え「二人とも素晴らしい菓子だった。もう一つずついただいて、いま一度ゆっくり考えさせてくれ」

「そこの部屋で待つがいい。椿は右の部屋。さくらは左側の部屋で。この菓子だと思った方の扉を開けよう」と言いました。

部屋へと向かう時、椿はチラリと七桜を見ますが七桜は決して椿を見ようとはしませんでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
椿の顔を見たらまたが揺らいでしまうから…

「こんなところで聞き耳を立てていても何も聞こえんだろう。お前にもチャンスをやろう」大旦那はそう言って襖を開け、女将を部屋に入れました。

「跡継ぎにふさわしいと思う方の菓子を選べ」と言われた女将は驚きますが、大旦那は「女将としてのお前に敬意を払っているんだ。わし一人で決めても納得しないだろう?」と。

ひた吉
ひた吉
大旦那は女将に対しても申し訳ない気持ち、あるんだろうね。

(チャンスかもしれない…椿の作ったほうを選べばいいだけ。そうよ。簡単だわ。私にはわかる)女将は御菓子を食べ「こちらの御菓子です」と選びました。

ーー勝てば未来が開ける 負ければ失う 今まで信じてきた 大切なものをーー

除夜の鐘が鳴り響くなか、大旦那は襖を開けて言いました…「光月庵はお前に譲る」

 

私たちはどうかしている(わたどう)11巻を読んだ感想!


ななななんという終わり方…!!!?

勝負の結果まで見せていただけるものとばかり思っていました…あぁ。

・・・今回は多喜川と七桜、二人にも積み上げてきた時間があるのだなと感じて、少しホッコリできました♡

最後に一晩をともに過ごした七桜と椿…たまらなく切なくなりました…なんて複雑なんだ…

あぁ、とにかく勝負の結果が気になりすぎます…これまでで一番続きが気になっています…!!

今回は特にSNSの反応がみなさんほぼ同じかと思いますが(笑)

ご紹介していきます♪

 

SNSの反応は?

ぴよ吉
ぴよ吉
あそこで終わるなんてもはや生殺しです


みなさん予想通り、続きが気になって待てない!!という反応でした♪

もうそれしかないですよね~早く12巻に参りたいと思います!!♡

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わたどう11巻の確定ネタバレまとめ

「わたどう」11巻のネタバレあらすじ&感想をお届けしてまいりました!

まさか勝負の結果を見届けられずに終わるとは…やられましたね!

それにしてもなんて哀しい勝負なんでしょう…どんな結果も辛いものになる気しかしないです。

まだ事件の犯人も分かっていないですし、勝負がついた後も新たな物語が繰り広げられていくようなので…

どうか二人にとって幸せな展開が待っていると信じて、まずは12巻に進みと思います♡

というわけで『わたどう11巻確定ネタバレと感想!後継者争いを制すのは七桜?!』はここまで!

お読みいただきありがとうございます♪

それでは「わたどう」12巻のネタバレあらすじ&感想もどうぞお楽しみに~!