私たちはどうかしている

わたどう13巻確定ネタバレと感想!七桜に突きつけられる多喜川の過去!

わたどう 13巻 ネタバレ 感想
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この記事では「私たちはどうかしている(わたどう)」13巻のネタバレ・あらすじ・感想をお届けしていきます♪

前巻の12巻では、ついに七桜が光月庵の正式な跡取りとなり、椿が光月庵を離れましたね。

椿は目の手術を受け、夕子との偶然の再会により火事の時に七桜が妊娠していたことを知ることとなりました。

そんな椿は傷つくことになると分かっていながらも七桜の元に戻ってくるというラストでした。

さらに女将の不倫相手は多喜川の父で椿と多喜川が兄弟であることが発覚し、多喜川の元カノ由香莉も登場という展開に…!

13巻も波乱が待ち受けていることでしょう!!

それでは『わたどう13巻確定ネタバレと感想!七桜に突きつけられる多喜川の過去!』と題してお届けしていきます♪

 

私たちはどうかしている(わたどう)13巻のあらすじ&ネタバレ!

光月庵から解放された椿が七桜の元に戻ってきたところで幕を閉じた終わった12巻。

一体なぜ戻ってきたのか…?

まずは「わたどう」13巻のあらすじからどうぞ!!

 

わたどう13巻のあらすじ

新当主となり不安を抱える七桜の光月庵に椿が戻ってきた。プライドを捨て職人として光月庵で働きたいと言う椿に誰もが驚き訝しむなか、七桜自身も椿の魂胆がわからず混乱する。だが手を負傷している七桜は店のために椿を雇うことを決意。

一方、椿が自分の異母兄弟だと知らされて胸の内に憎しみの芽が生まれた多喜川は、ライバル心から七桜との結婚を押し進めようと急ぐ。光月庵に乗り込んだ椿は、自らの記憶をたどり18年前の真犯人を突き止めるために動き出すが!?

引用:U-NEXT

椿は再び光月庵で働くわけですね!

多喜川と椿、七桜の三角関係もますますこじれていきそうな予感です…!!

それでは「わたどう」13巻のネタバレをどうぞお楽しみください♪

 

わたどう13巻の確定ネタバレ|椿の使命

「椿…どうしてここに…?」七桜がそう問うと「…取りに来たんだ。忘れものを」という椿…女将からここで大事な菓子道具が燃やされると聞かされて急いで神社に来たのでした。

二人で光月庵に戻ると、山口も城島も目を丸くして驚きました…そして慣れた様子で厨房に入っていく椿…(もう二度と会うことはないって思ってたのに…今度は何を考えているの?)

椿は職人が2人減っていることをすぐに見抜き「俺を光月庵の職人としてお前の傍に置いてくれ」と言い出し、椿の考えが全く理解できない七桜。

ぴよ吉
ぴよ吉
ここに置いてくれじゃなくて、お前の傍にって言ったよ椿…!!

「無理よ。椿のプライドが許さないでしょ?私の下で働くってことだよ?」と言われた椿は職人着を羽織り「これでいいのか?」と訊いてきます(本気なの?本気でここで…)

「で、でも…目は?」とためらいながら七桜が言うと「…手術した。御菓子を作る分には問題ない」と答える椿…七桜は「ほ、ほんとに!?よかった…」と嬉しそうにしました。

そんな七桜の顔を見た椿は七桜をじと見つめ「やっぱり俺はここでしか生きられないんだ」と…おまえの傍に置いてくれ、と訴えるかのように…(また吞まれる…椿の赤に..)

ひた吉
ひた吉
両想いでしかない二人…

その時「いいんじゃない?力を貸してもらえば」と多喜川が現れました…「もっとも、椿くんへの想いが残っているなら別だけど」と試すような多喜川の言葉を七桜はとっさに否定しました。

「じゃあ問題ない。終わったことなんだから」と釘を刺すように言い、椿に冷ややかな視線を向けました。

椿は七桜にメモを渡し「その気になったら連絡してくれ」と言って出て行こうとすると、城島が「椿さん!使ってた同gも身の回りの物も、そのままにしてあるから!」と声を掛けます。

椿は城島をチラリと見て未開紅の生地が緩いすぎると指摘して去っていきました…城島は椿と七桜も未開紅のように、何かがきっかけでツボミが開いてほしい、と願うのでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
城島いいやつ!!

七桜が椿に貰ったメモを眺めていると多喜川が後ろから抱きしめて「前に全部終わったら考えてほしいって言ったけど、やっぱり待てそうにない」

「僕のこともっと知りたいって言ってくれたけど、結婚してから知っていくのもありなんじゃないかな間?君の人生がこの先ずっと僕の隣にあること想像してみてほしい」と言いました。

七桜が真剣に考えていると伝えると、多喜川はおでこにキスをして「七桜ちゃんを信じてる」と言って部屋を出て行きました。

ーー椿は父が殺された時の夢を見てうなされ飛び起きました…椿には思い出せない記憶があるように感じていました(何か見落としていたんじゃないか。大切なこと。それにもしかしたら…)

椿が着替えようとしていると、仲居が「花岡七桜様からです」と届け物を持ってきました…中身は光月庵の和服で、七桜が「力を貸してほしい」と言っているように感じました。

ぴよ吉
ぴよ吉
よかった…!二人で光月庵を守っていけばいいんだよ~

椿は和服に袖を通します…(辛いことがあるかもしれない。でも18年前のあの日、本当は何があったのか…真実を知らないと前にすすむことが出来ない)

そして椿の脳裏には多喜川の顔が…椿は夕子から多喜川に頼まれて母親のふりをしたと聞いていたのでした…。

 

わたどう13巻の確定ネタバレ|椿と七桜の主従交代

「今日からお世話になります。七桜さん」と言って椿は光月庵に戻ってきました…(椿は職人としてここにいる。それ以外何もない。冷静でいなきゃ)

職人たちはざわつきますが、城島と栞は嬉しそう…栞も吹っ切れており、二人は共に「いつか七桜と椿のツボミが開くこと」を願っているのでした。

ここ吉
ここ吉
いいコンビだ思うな~城島と栞。

その夜、七桜はお風呂から上がって廊下を歩いていると未開紅を見つけます…近くで見ようと縁側に出ると、椿も離れたところから未開紅を眺めており、二人は目が合いました。

慌てた七桜は髪留めを縁側に落としてしまい、椿はそれを拾って近づいてきました…椿は七桜をじっと見つめ「湯冷めしたんじゃないか?耳、冷たい」とそっと耳に触れてきます。

(私のこと恨んでるんじゃないの?どうしてそんな平気でいられるの?)椿のまっすぐで優しい視線に動揺した七桜は、慌ててお休みと言って去りました…耳が厚くなるのを感じるのでした。

ひた吉
ひた吉
もどかしすぎる二人…

数日後、多喜川家に由香莉が訪ねてきています…多喜川は日本舞踊の稽古に励み「名取」になるために本気になっており、由香莉は驚いていました。

由香莉は多喜川に「ねぇ…久しぶりにしましょ」と言い多喜川に迫り始めますが「もう君とは会わない。七桜ちゃんのこと本気なんだ。彼女が好きなんだよ」と言う多喜川。

由香莉は「何言ってるの…だいたいあの子に近づいたのは…」と険しい顔で詰め寄りますが多喜川は「とにかくもう来ないでくれ」と追い出そうとします。

「いやよ!わかってるの?あの子が本当のこと知ったら、あなたのこと許すはずないわ!」と由香莉が言うと、多喜川は「…ごめん」と言って由香莉を締め出しました。

ぴよ吉
ぴよ吉
確かに七桜が本当のこと知ったら…由香莉の言ってることは間違ってはないね。

その夜、多喜川は七桜に電話をかけて名取披露式を見に来てほしいと誘い、話したいこともあると言うと、七桜も快諾しました…椿はそんな様子を見ていました。

ーー名取披露当日…多喜川が舞うのは鷺娘(さぎむすめ)という女形の舞踊で、一糸乱れぬ舞に七桜は感激しました…しかし順調だった多喜川が一瞬止まりました。

多喜川の視線の先にはなんと椿の姿が…(どうして椿がここに…何かする気なの?)多喜川の舞が終わると七桜はとっさに椿を追いかけ、そんな七桜を由香莉は怪しげな表情で見ていました。

ここ吉
ここ吉
何かしてきそう…女将の次は由香莉かよー

その頃「君を呼んだ覚えはないんだけどな」と控室で椿に言う多喜川…椿は「そういわずに教えてくださいよ多喜川さん。あんた、何が目的で七桜に近づいたんだ?」と言うのでした。

 

わたどう13巻の確定ネタバレ|暴かれる過去

椿は多喜川に問いただしますが、多喜川は「君に話す必要はない」と言って部屋を出てくので、椿は追いかけました…一方の七桜は椿を探して広大な多喜川の屋敷を彷徨っていました。

七桜はやがて立派な遺影の並ぶ仏間を抜け、他の和室とは空気の違う部屋にたどり着きます…一人の男性の遺影だけ床に置かれてり、その顔は誰かに似ていると七桜は感じました。

すると「薫のお父様よ」後ろから由香莉が声を掛けます…七桜はここに居てはいけない気がしてその場を離れようとしますが、由香莉は阻止して女将と多喜川の父の関係を話します。

それを聞いた七桜は(まさか椿と多喜川さんは…)と驚きを隠せません…由香莉は嘲笑い「昔話をしましょう」と切り出し、花岡七桜の母親は人殺しですと書かれたメールのことなども物語のように話します。

ぴよ吉
ぴよ吉
由香莉も怖い…女将2号じゃん…

するとそこへ多喜川と椿が現れ「七桜ちゃん、ここは君が来る部屋じゃないよ」と多喜川は七桜の手を引きますが「本当のことを言ってください多喜川さん」と七桜は言います。

そして多喜川は父の裏切りで母親が壊れてしまったこと、父の相手であった女将が許せなかったことを話し始めます。

そんな時に七桜の存在を知り、樹と百合子の娘なら女将を光月庵から追い出すことが出来る…そのためには町はずれの和菓子屋に居てもらっては困ると思ってあのメールを送ったのだと続けました。

ぴよ吉
ぴよ吉
ついにすべてがバレてしまったねー…

多喜川だけは唯一の味方だと思っていた七桜は部屋を飛び出しました…光月庵に戻った七桜は部屋に閉じこもり落ち込んでると、椿が七桜の腕を引っ張り厨房へ連れていきます。

「明日も店は開く。ずっとあそこに座ったままでいるのか?光月庵の当主だろ」椿の言葉に七桜は我に返り、二人で上生菓子の準備を始めます。

ぴよ吉
ぴよ吉
さすが椿だね。

二人は作業をしながら互いに事件の日の記憶を探ります…七桜は女将を庭で見たが、女将にはアリバイがある…では一体だれが…??

女将にもしかしたら誰かに頼んだのでは?そう思った七桜はハッとし、当時女将に夢中だったという多喜川の父を思い浮かべました…

ーー私たちはもう一度戻るべきかもしれない。18年前のあの日に――

 

わたどう13巻の確定ネタバレ|父の部屋

ーー女将が自分を裏切り続けた旦那様を消してほしいって誰かに頼んだとしたらーー

「今だれを思い浮かべたんだ?」と訊かれた七桜はためらいながら多喜川の父だと答えます…そして「…多喜川さんの父親の顔見たのか?」と椿に訊かれた七桜は黙ってしまいます。

「七桜」と真剣な顔で見つめてくる椿に「…遺影を見たの…椿と似てた」と答えました…椿の脳裏には祖父に言われた「この嘘つきが!」と言う言葉が浮かび、道具を落としてしまいました。

ぴよ吉
ぴよ吉
あー椿…

七桜が拾おうとすると椿は「触るな!」と声を上げ…悪い、先に上がると言って厨房を出て行きました。

翌朝、七桜が樹の部屋の庭に向かうと椿も現れ「ここだけは焼けずに残ったなんて皮肉なものだよな」と言いました…二人で部屋に部屋に入ると椿は樹の写真を手に取りながら言いました。

「本島の父親が誰かなんて関係ない。俺の父はこの人だけだ」と…椿も七桜も、18年前のあの日の記憶は曖昧だと話していると椿が何かを発見します。

ひた吉
ひた吉
椿のお父さんは樹、それでいいと思う!!

「畳に焼けた跡がある」と言う椿にそれは3年前の火事の時、女将ともみ合ったときのものだと七桜は言いました。

椿は「…火事の起こった日…おまえはここで俺を待とうとしてくれたんだな。でも、俺は戻ってこなかった。ごめん…約束を守れなくて」と謝ります…

七桜は椿のことが好きだったことだけは伝えなきゃ、と思いましたが「そ、そんな…今更謝ることじゃないよ」とぐっと気持ちを抑えました…そして部屋を出ようとすると椿に引き留められます。

そして「あの時、俺が戻ってきたらなんて言うつもりだったんだ?」と訊かれますが、覚えてないと腕を払いのける七桜…「言えよ七桜」と言って椿は抱きしめ、キスをしようとしましたが…

椿は父親に見られているような気がしてハッとし「そうだよね…今更ぢうでもよかったな…また事件の日のことを何か思い出したら教えてくれ。武六会に集中した方がいい」

「何を作るか迷ってるみたいだけど大丈夫だ。お前なら絶対に作れる」そう言って去っていきました…(私じゃ椿を幸せにできない…)

ぴよ吉
ぴよ吉
なんてもどかしいんだー!!!!!

ーー武六会の日、七桜は多喜川と話をしなくてはと思い亭主に居場所を聞いて向かいます…そして階段を上がってると由香莉が現れました…

ーーその頃、椿は厨房で作業をしながら七桜のことを気にしていました…すると山口が「やっぱり七桜さんには椿さんが必要なんですよ。また結婚して二人でいることは出来ないんですか?」と。

「それはないです」と答えた椿は、七桜に一生消えない傷をつけたのに、隣にいる権利はないと思っていたのでした。

ひた吉
ひた吉
椿の気持ちもわかるけどさ…

ーー階段上から由香莉は七桜を睨みつけ「薫さんのことなら私が何でも教えてあげる」と言い、本人に訊きますと七桜が言うと由香莉は「そこ古くなってるから気を付けて」

そう言って七桜を突き飛ばし、転落するところを多喜川が目撃しました…「七桜ちゃん!!」

ーーただ願ってる 椿の花の前で泣きじゃくっていた女の子の幸せをーー

 

私たちはどうかしている(わたどう)13巻くを読んだ感想!

…ついに多喜川のすべてが暴かれましたね!!

多喜川も壊れていく母を見て、さぞ苦しんだことでしょう…

七桜に惹かれていることは、今となっては本当のことではありますが、七桜にはそんなこと受け入れられないですよね。

そして椿と七桜がお互いに「自分には幸せにできない」と考えているのが見ていて本当に辛いです。

想い合ってしかいないのに、モヤモヤモヤ…早く素直になっていただきたいです!!!

 

SNSの反応は?

ぴよ吉
ぴよ吉
SNSの反応もみていきましょ~♪

 

責める椿、良かったですよね~!

そして七桜と椿ふたりの幸せが読者からのお願いです、切実です!

 

わたどう13巻確定ネタバレまとめ

「わたどう」13巻のネタバレ・あらすじ・感想をお届けしてまいりました!

おまえの傍に置いてくれと戻ってきた椿…攻める椿…そこまでは良かったですが…

七桜も椿も相手を思いやりすぎているような、もどかしい展開が辛かったです。。

多喜川の過去を知り、さらには由香莉に突き落とされてしまった七桜、この先一体どうなるというんでしょう…

この先も目が離せません!!!!

というわけで『わたどう13巻確定ネタバレと感想!七桜に突きつけられる多喜川の過去!』はここまで!!

今回も最後までお読みいただきありがとうございます♪