エコ・アクション・ポイント

環境省からのメッセージ

エコ・アクション・ポイントプログラムは、環境省におけるポイント制度の元祖であり、「家電エコポイント」や「住宅エコポイント」の先駆けとなったものです。

家庭部門における温室効果ガスの削減などを目的として、国民一人ひとりの環境配慮行動(エコアクション)に経済的なインセンティブを付与するこの取組は、環境省が実施したモデル事業(2008年~2011年)を経て、2012年より民間企業が主体となって運営をしています。そして、2015年4月からは、株式会社かんでんCSフォーラム(関西電力グループ)にメインプラットフォームを務めていただいています。

私たちの社会における経済活動は、自然資源や生態系の恵みを利用して成り立っています。CO2などの温室効果ガスの発生を極力抑制した低炭素社会、地球上の生物多様性が保全された自然共生社会、また健全な物質循環が確保された循環型社会を実現するために、私たち一人ひとりが、生活の中のさまざまな場面で、環境問題について考え、主体的に行動を起こしていくことが必要です。

「環境」と「経済」の両立は難しい問題ですが、21世紀の持続可能な社会の実現に向けて、取り組まなければならない重要な課題です。エコ・アクション・ポイントは、経済的なインセンティブを梃子として「エコアクション」を広く普及するとともに、国民や企業、地域社会のそれぞれにメリットをもたらすものであり、「環境」と「経済」の両立を実現するためのひとつの取組になると考えています。

この取組を広げるためには、自治体、民間企業、公益法人、NPOなど、さまざまな組織の方々にエコ・アクション・ポイントの仕組みをご理解いただき、また、より多くの国民の皆さまにご活用いただくことが必要となります。

我が国が経済的な発展を継続しながら、次世代に美しい地球環境を残していくために、エコ・アクション・ポイントプログラムが多くの方々によって実践され、国民一人ひとりの環境配慮に対する意識・行動が大きく前進することを期待しています。

2015年4月
環境省 総合環境政策局 環境経済課長
大熊 一寛