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市丸ギンと乱菊は両思い?過去の切ない関係から恋のラストがヤバい!

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BLEACH登場人物のカップリングの中でも切ない恋に共感を呼び人気を誇る市丸ギンと乱菊、通称「ギン乱」。

たくさんのカップリングがありますが、他のペアと違って敵対する関係の市丸ギンと乱菊。

一体どこで出会い、どのような過去を経てラストを迎え、最終的に両想いになって結ばれるのでしょうか。

二人の切ない過去をおさらいし、敵対関係だった二人は果たして両想いで幸せなラストを迎えられるのかをはじめ、SNSでの反響も見ていきましょう!

他のカップリングよりも一回りも二回りもしがらみがある彼らの壮絶な過去と恋のラストに迫っていきます!

 

市丸ギンと乱菊は両思い?

結論から言うと、筆者も含め読者はほぼ両想いと思っています。

幼少期のとある雪の日にギンは乱菊が泣かなくて済む世界にすると言って、共に住んだ家を出ていき死神になりました。

後に乱菊も死神となり護廷十三隊に入隊してそれぞれ別の隊で動きます。

そのような描写はありませんが、昔のようなほぼ二人の時間はなかったのではないでしょうか?

市丸ギンは作中では大逆人とされる藍染側についていましたが、それは乱菊の魂魄を一部抜き取ったことの敵討ちをする為。

必要以上に仲の良い様子を見て何をされるかわからないと思い、プライベートではほぼ関わらなかったんじゃないかと思います。

そして冒頭にも載せた二人のポエムですが左側が乱菊の口元、右側がギンの口元です。

ギンの口元のポエムは一見ギンのポエムのように感じますが、実は乱菊のポエムではないかという声もあります。

たくさんの死神を殺め、裏切り、血まみれの旅路を辿ってきた彼がもし私を愛すならば前と変わらぬ愛を返せるのか、と。

ギンは乱菊の為に死神になり、乱菊はギンと敵対する立場ながらも困惑する、どちらかというと両片思いというほうが正しいかもしれませんね…。

ぴよ吉
ぴよ吉
好きと言えない関係、切なすぎる…!

 

市丸ギンと乱菊の出会いはいつ?

二人の出会いは死神になるもっと前の幼少期で、同じ東流魂街出身ということもあって一緒に生活をしていました。

まだ二人が死神ではない頃、流魂街の人々の魂魄が抜き取られるという極悪非道な事件が起きていたのですが、なんと乱菊がその犠牲に。

幸い乱菊は一部しか抜き取られずでしたが一部始終をギンが目撃します。

そう、作品を読んだ方は言わずもがなですがその黒幕こそが藍染惣右介、後の尸魂界における大逆人。

ギンは大切な乱菊の奪われたものを取り返すために死神になることを決意し、その悲願の為に藍染の下につくことになったのです。

ギンよりも後に乱菊もギンを追いかけるかのように護廷十三隊へと入り、それぞれ別の隊で隊長、副隊長にまでなり今に至っています。

 

お互いのことをどう思っているのか考察!

作中にもあるようにギンは乱菊のことをとても大切に思っていますよね。

乱菊の盗られた魂魄を取り返すために死神になり、乱菊への気持ちを隠して敵対する立場になってでも魂魄を取り返すという悲願を叶えようとする。

中途半端な気持ちじゃとてもできっこないですし、自分の命を懸けているところを見ても、何よりも乱菊の盗られたものを取り返さんとする気持ちが伺えます。

そして乱菊ですが、誕生日がないという話の流れでギンと出会った日を誕生日にしたり、赤面したりする描写があることから同じく慕情を抱いていたと思います。

ですが、ギンが藍染と共に尸魂界を去ってからは自分の気持ちを封じ込めようとしているようにも見えました。

本当なら二人とも想いあっているのだから幸せな日々を送っているはずなのに、自分の気持ちを素直に相手にも伝えられず周りにも隠し通さなければいけない何とも切ない恋です…。

 

市丸ギンと乱菊の過去の切ない関係から恋のラストがヤバい!

敵対する間柄にある市丸ギンと乱菊ですが、最後は元の関係に戻ってハッピーエンドで終われるのでしょうか?

そもそも乱菊の盗られたものを取り返したいってことは昔は恋仲だったのか、数々のしがらみから解放されて二人は結ばれるのか、などなど二人がどのような結末を迎えるのか見届けていきましょう。

想像以上に切ない結末に、初めて読んだときに思わず固唾を呑んで読み進めてしまった筆者は書いているだけで胸が締め付けられます…

筆者にとって一番好きなカップリングだったこともあり、涙なしには読めませんでした。

 

市丸ギンと乱菊の過去の関係は?

ひとつ前の項目でもお話したように、幼少期は同じ東流魂街の出身で一緒に住んでいましたが、恋人などではなく慕情を抱いていたかとは思いますが同じ境遇の友人としてでした。

乱菊が真央霊術院に入学するころにはギンは一年で飛び級をして六年生、乱菊とほぼ被らずに卒業をしています。

護廷十三隊に入隊してからはギンは三番隊の隊長、乱菊は十番隊にて黒崎一心の下で副隊長を務め、今現在一心と代って日番谷冬獅郎が隊長となりその下で隊を支えています。

ギンと乱菊は所属する隊がそもそも違うこともありますが、隊長と副隊長と上下関係も生まれていますのでなおさら瀞霊廷内で以前のように親密な様子を見せることはなかったと言えるでしょう。

藍染に感づきでもされてしまったら元も子もないですからね…

ぴよ吉
ぴよ吉
普通に会話することもままらないなんて寂しい…
ひた吉
ひた吉
もしかしたらもう感づかれていたなんてこともあったかもね…

真相はわかりませんがギンの気持ちも見透かした上でギンを手下にしていたのだとしたら、恐ろしい男ですね、藍染という人は…

 

切ない二人の恋は実るの?

なんと市丸ギンは藍染の体内に細胞を破壊する毒を入れて倒すことを試みますが返り討ちに合い、戦死してしまうのです。

しかしギンが斬られた瞬間に霊圧の変動を感じ取ったのか、ギンに鬼道の白伏で身動きを封じられていた乱菊が気付き瞬時にギンの元へ駆けつけます。

これはSNSなどで出回っている一説ですが、乱菊の灰猫とギンの神鎗は形は違えど刀を分散させる能力ですよね。

実はこれは乱菊が魂魄の一部を奪われた時にギンが霊力を分け与えた為に能力が似たのではないか、と考察する読者さんがいました。

霊力を分け与えたと推定して、ギンが斬られ霊圧に変動があった時に自分の霊力の大元だからこそ瞬時に察知できたのではないかと思います。

最後までお互いに決定的な言葉を伝えることはなく、結ばれることもなかったので恋が実ったとは言えません。

ですがきっとお互いの気持ちはお互いの心の内では理解しているはず、というのが筆者の願望だったりします…

二人の100年以上にわたる切ない恋、実ってほしかったですね。

 

SNSでも切ないラストに反響がすごかった!

やはりギンがなにも乱菊に伝えず、最後に駆けつけて泣きじゃくる乱菊を一瞥して死んでいくギンのシーン、大人気という言葉はふさわしくはないと思いますが、読者の記憶に残る場面の一つです。

ギンが乱菊の盗られたもの取り返せなかった、という描写の後にギンの思考が描写されている一コマで「謝っておいてよかった」という部分がありますよね。

好きと伝えればよかった、幸せにしたかったという感情ではなく謝れてよかったという気持ちが最後まであるあたりが、100年の悲願である藍染を倒すことが叶わなかったことに無念極まりないのが伺えます。

そこにやはり読者さん達も魅了されているようで上記でご紹介したものの他にもギンの死を悲しむ声、二人の恋が実らなかったことに嘆く声が数々見受けられました。

皆さんのおっしゃる通り愛に生きた男ですね、市丸ギンは。

 

まとめ

今回はブリーチに登場する市丸ギンと乱菊、通称「ギン乱」の切ない恋路についてのお話でした。

二人の切ない過去を辿り、どのような恋を経てラストを迎えたのかという点に重点を置いてお話をしてきましたが、まさかの恋は実らず一番辛い死別という形で二人の恋はラストを迎えました。

ですが、気持ちを伝えて両思いという形で結ばれることはなくともお互いを大切に思っていることは数々の描写から伺えます。

根本が変わってしまいますが、藍染という男さえいなければ市丸ギンと乱菊は何の隔たりもなく両思いなれたのではないかと思います。

SNSの声を見てもやはり二人の過去や辛い恋の終わり方に嘆く声が多かったですが、いつかどこかの世界戦で二人の恋が結ばれることがありますように…!

今回ギン乱というカップリングについてお話ししましたが、ブリーチにはまだまだたくさんのカップリングがあるんです。

今まで普通に読んでただけだよって方、他のカップリングもぜひ注目してみてください!

それぞれがいろいろな思惑の中で葛藤したり、泣いたり笑ったりの描写があり素敵なシーンもたくさんあってそれぞれのラストがあり、別の視点でさらに読み深めることができるのではないかと思います!