令和現在においてさえ不朽の名作と言っても過言ではない「ガラスの仮面」。
何のとりえもない平凡な少女北島マヤが実は演劇の天才であり、天才すぎるゆえに尋常ならない挫折と試練を乗り越えて演劇界幻の名作紅天女を演じるという、超スポ根演劇青春サクセスストーリーです。
なんと、このガラスの仮面ですが連載から44年の現在、まだ完結しておりません!
最新刊の発売からはや8年。
作者はすでにご高齢であり、実は休載理由もはっきりしておりません。
掲載していた「別冊花とゆめ」も休刊になり、がらかめファンたちは完結まで読めるのか、さすがに不安がいっぱいです。
あれはちょうど紅天女の稽古が始まったあたりでしょうか?
筆者も、ガラスの仮面作者は今宗教にハマっているとか、描くのをやめたとか風の噂で聞いたことはありました。
ガラスの仮面作者は宗教に入ったとしても休載理由にはならないでしょうし、その後死んだという話も聞いておりませんが、ご高齢ではあるはずです。
今年に入ってガラスの仮面オペラを作者が書いていたので”死んだ説”は否定できます。
ではその後の作者の様子を調べてみましょう!
Contents
ガラスの仮面作者の現在は?
紅天女終了後の舞台。美内すずえ先生と! pic.twitter.com/TMqrAMBw2Z
— 阿部としみ@数秘術 (@cocoprico) September 25, 2015
ガラスの仮面作者と言えば、言わずと知れた美内すずえ大先生です。
60歳を過ぎた現在も、2020年1月にオペラで紅天女の脚本を書かれるというバリバリの現役です。
作者の美内先生の頭の中にはもうずいぶん前に最後の構想はできていたそうです。
では、ファンがたくさんいながらも、なぜ未だに完結していないのでしょうか?
作者は現在どんな状況なのでしょうか?
ガラスの仮面作者は現在何歳でいつまで書く?
今日、2月20日は、漫画家の美内すずえ氏の誕生日です。また、彼女の代表作で、1976年から現在も連載中の漫画「ガラスの仮面」の主人公の「北島 マヤ」も2月20日が誕生日と設定されています。 #雑学 #豆知識 pic.twitter.com/3NPy6mBg0Q
— 梅森 一朗 (@umemori08) February 19, 2017
さて、ガラスの仮面作者についてはコチラ。
- 1951年2月20日生まれ
- 69歳(※2020年現在)
- 大阪府出身
- 1976年より『ガラスの仮面』連載スタート
なんとガラスの仮面は44年続く不朽の名作なのですね。
先生も還暦越えております。
しかし!
そんなガラスの仮面作者ですが、必ず完結させると宣言されております。
30年以上前に結末の構想はできていたそうですが、そこに行くまでの道のりが困難だったようです。
ただ最新刊が出てから8年経っていますので、このペースで行くと15~20年はかかりそうですが、大丈夫でしょうか?
最近の70代は全然お元気な方が多いですから、80歳までに完結して頂けたらありがたいです。
作者の美内すずえは今も続きを書いている?
部屋の片付けをしていて発掘(笑)したガラスの仮面49巻。発売されたのが2012年😱オイオイ
ついでに休憩して久々読みました☕😌マヤと速水さん、詩織さんの存在や紅天女の舞台…どう決着させるのか色々な事が気になる❗50巻が待ち遠しいー👐
自分が生きてる間に読めるかしら🤔 pic.twitter.com/GkBV7WtYHA
— とくちゃん (@s_1029_g) December 6, 2020
ガラスの仮面作者の美内すずえ先生ですが、今年は一足先に舞台の紅天女完結編の脚本を仕上げられました。
紅天女自体の構想は随分前に出来ていたと思われます。
筆者はこの舞台見に行ってませんが、おそらく「紅天女」のみのお話だったと思います。
亜弓とマヤの勝負については触れてないはず。
しかし、ご本人は必ず完結させると仰っておられますので、きっと描きます!
ただ、情報によると他の作品もまだ完結されていないと(笑)
美内先生の対談集では
- 今年中(2020年)に50巻を描こうと思っている
- 同時に「アマテラス」も続編にも着手する※未完
と言われています。
すでに12月も中旬に差し掛かろうとしておりますが、描く意志はありますし、必ず50巻は数年内に出るはずです!
ガラスの仮面作者は宗教が休載の理由でその後死んだ?
高い山の頂も一歩一歩から。樹木希林さんという名女優を目指して、ファイトー‼️ https://t.co/UKaFK7XQEX
— 美内すずえ (@miuchibell) November 1, 2020
ガラスの仮面の作者美内すずえ先生ですが、20年ほど前にもぱったり出ない期間がありました。
そんな時にまことしやかに囁かれたのは、”宗教にハマって執筆を辞めた説”。
執筆をやめたかどうかについては結果的に辞めてはいないのですが、特別な宗教には入られているようですね。
これは完全に筆者の予想ですが、当時あった阪神大震災の影響も大きかったのかもしれません。
この40年の間にいろいろ経験されたのではないかと思います。
ちなみにあまりにも続きが出なさ過ぎて、”作者死んだ説”もでましたが、ちゃんとご存命です!
ツイッター更新もされてますよ!
ガラスの仮面作者は超宗教信者
おそらく明治の廃仏毀釈でこのような図しか残っていないと思われますが、今後の研究の為に。#奈良 #天川村 #天河弁才天 #天河弁財天 pic.twitter.com/Acvr4fzBg1
— 雄総山護国之寺 (@gokokushiji) October 8, 2020
美内すずえ先生で調べてみたところ、信仰している宗教は「天河曼荼羅-超宗教」だそうです。
正直よくわからないのですが、宗教というよりは神秘体験をよくする人たちのサークルっぽい感じ?
本も出てますね。
天河という現代の聖地があって、天河にまつわる神秘体験をした人たちで集まって体験を共有したり、天河を守ったりしてるみたいです。
聖地天河に縁のある人たちで構成されているとのこと。
美内先生は信者と言っていいか分かりませんが、そこでの活動をされているそうです。
作者は宗教よりスピリチュアル系?
美内すずえ著『宇宙神霊記』
ガラスの仮面の作者として知られる美内すずえ先生のスピリチュアル体験記。先生が宇宙神霊から受けたメッセージを一般の人にもわかりやすく伝え、あなたも高度な精神文明の一員となるよう薦める一冊。 絶版貴重本です。#美内すずえ #宇宙神霊記 pic.twitter.com/6Qt6MBpLyu
— 文月書房 (@fumizuki_books) November 25, 2016
ガラスの仮面作者の美内先生は、元々小さい頃から不思議な体験をされていたそうです。
4歳のときに幽体離脱を経験したり、正夢をみることもよくあったとか。
あまり外で話すとご両親に怒られていたらしく、見えているものについては見て見ぬふりをしてたとのことですが、次第に漫画を描くようになってからは気にならなくなったそう。
ただ、漫画家になったときにそういう精神世界みたいな別の世界はあると思いなおして、「アマテラス」を執筆されたとか。
アマテラスも未だ書ききれていないですね。
紅天女の台詞は、わりと高次元なちょっと解釈の難しい言い回しが多いのが印象的です。
古事記や日本書紀とかの引用かしらと思った記憶があります。
よくこんな文章を思いつくなと思っていましたが、精神世界や何か分からないものをよく見られていた先生だからこそ書けた台詞だと思えばちょっと納得です。
目に見えないエネルギーやとても大きな流れみたいなものを、感じられている方なんだなと思います。
作者の美内すずえは現在もご存命
美内すずえ「アマテラス」の倭姫幻想まぼろば編を大人買いして、実家から送ってもらいました。Jさんから頂いた貴重な「アマテラス」1~4巻は、現在NYのクライアントさん間で回し読みをしています。本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/cjG7KVR5w6
— 八多 恵子 (@eko8ta) May 2, 2015
結論から申し上げますと、”死亡説”はどこから出たのか謎なくらい元気に活動しておられます。
2020年1月には舞台の脚本執筆もされていますし、ツイッターの更新もされています。
ツイッターによると、今年はグッズのコラボ企画をよく手掛けられていた感じ?
美内先生は対談記事で、今年中にガラスの仮面50巻を書く予定であり、アマテラスの続きも書きたいとか。
もしかしたら、新しい作品の構想も練っているかもしれないので、先生自身はまだまだ現役続投のもようです!
現在休載状態の理由とは?
遅ればせ別冊花とゆめの休刊号を買って、休刊の辞を読む…。うーん、シンプル過ぎるシンプルさ。これもスタイルなのかもしれないけど、40年の歴史への想いとか、刀折れ矢尽きた無念さもなく。一方で新時代に向けての決意とか、何にもない。読者になお味方になってもらう、せっかくのチャンスなのに…。 pic.twitter.com/rg7uW0od0K
— 三崎尚人 (@nmisaki) May 31, 2018
ガラスの仮面が長く休載状態になっていた一番大きな理由は、恐らくご主人の介護だと思います。
2016年頃にご主人が倒れられ、23分もの心肺停止がもたらした重度の脳障害で要介護5のほぼ寝たきり状態になられたとのこと。
2年ほど介護のため執筆活動は止まっていたそうです。
瞼を開けることができないほどの障害でしたが、現在は少し回復されて美内先生の名前を呼べたとか。
それだけでとても介護とリハビリに尽力されていたと想像できます。
介護生活にもかなり慣れて、介護士さんなどもいらっしゃるようで、だいぶ生活に余裕が出たそう。
そこからの舞台脚本の執筆だったみたいですね。
また宣言通り、もしかしたら今年中に50巻の執筆は完了しているかもしれません。
ガラスの仮面が掲載されていた「別冊花とゆめ」休刊決定の際に、同誌連載作家様はほかの掲載誌やウェブコミックへの移行が知らされたようですが、ガラスの仮面の名前はありませんでした。
編集側しか分からない掲載雑誌や出版社などでのトラブルがあるのかも?
ここに関して真実はわかりませんが、連載や発売の方向性がまだ未定だったり、なにか見えない大人の事情があるのかもしれませんね。
まとめ
ガラスの仮面届いた!!!!!!!すげー!!!!!!!!! pic.twitter.com/YttwmEo7F5
— 純・しらとり (@Jun_siratori) December 4, 2020
「ガラスの仮面作者の現在は?宗教が休載の理由でその後死んだ?」と題してお届けしてきました。
いかがでしたでしょうか?
”ガラスの仮面作者は死んだ説”などでましたが、現在続きを執筆中で、元気にがんばられています!
結末は30年前にできていたとはいえ、紅天女の台詞やイメージにかなり苦戦されたそうです。
宗教が理由で執筆が止まっていたかもしれませんが、その後は紅天女という壮大な物語の完成に続いたので、この宗教活動も一役買ったのではないでしょうか?
その中で阪神大震災や、ご主人のレストランの火災、最愛のご主人の介護などなかなか波乱万丈の作家生活を送られていると思います。
正直ご本人は年内に50巻を描きたいとおっしゃってましたが、新型コロナが猛威を振るう中でのご主人の介護に、また奮闘されているのも休載の理由の一つかもしれませんね。
ここまできたら1年2年くらい全然待ちますので、ぜひともガラスの仮面完結に向けて歩みを進めていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。