ガラスの仮面

ガラスの仮面漫画の名言や名シーンBEST5!キャラ人気投票も紹介します

ガラスの仮面 漫画 名言 名シーン キャラ 人気投票
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昭和を代表する不朽の名作漫画ガラスの仮面ですが、40年以上続いてなお人気の衰えない理由の一つが、名シーンや名言の数々と言っても過言ではないでしょう。

主役の北島マヤのみならず、演劇や芸能界を舞台に、個性派揃いのキャラたちにも大注目です。

がらかめファン読者の人気投票結果も、面白いのでぜひご覧ください。

全てを注ぎ込んで、自分の役を掴んでいく北島マヤと姫川亜弓の情熱や、演技を表現することに終始客観的であり哲学的である月影先生に心動かされる人も多いと思いのではないでしょうか?

困難や苦境に直面し試練に立たされるも、マヤの才能で大成功していくある意味定番の展開なのですが、なぜか次々と目を離せず読んでしまうのは、やはりマヤの演技が漫画読者の予想を超えるものだからでしょう。

ぴよ吉
ぴよ吉
マヤはいつも誰にも真似できない「私だけの演技」を目指すんだ!
ぴよ吉
ぴよ吉
対する亜弓は原作に忠実な完璧な演技で対抗するね!

ガラスの仮面作者の美内先生は、頭の中でキャラが勝手に話し出すと言いますが、素晴らしい世界です。

がらかめファン筆者独断ではございますが、迷いに迷いながら何とか絞った名シーンや名言シーンを余すところなくご紹介!

そして、筆者的には意外だった読者によるキャラ人気投票もご覧ください!

ぴよ吉
ぴよ吉
まさか、あの人が入るとは!

 

ガラスの仮面漫画の名言や名シーンBEST5!

40数年続く超大作漫画ガラスの仮面ですが、実は漫画の世界では7~8年位の時間経過のお話です。

ぴよ吉
ぴよ吉
7年で電話が劇的に変わったのはツッコミどころ(笑)
ひた吉
ひた吉
黒電話から一気にスマホになったからね!

その数年で平凡な中学生の北島マヤは何本も舞台をこなしていきます。

マヤの舞台の数だけ名シーンがあると言っても過言ではありません。

この漫画の素敵なところは、オーディションに始まり現代ならコンプライアンスに引っ掛かりまくりの激しい稽古を経て、作中劇をちゃんと開演から緞帳が降りるところまで描いてくれるところです。

舞台のたびに挫折や試練に直面するのですが、まさに舞台の数だけ名シーンが存在していてどのシーンも甲乙つけがたい!

その中でも有名シーンや、番外編では特に筆者が大好きな名シーンを厳選してお届けしていきます!

 

第1位:月影千草「おそろしい子!」

ガラスの仮面と言えば、というほどの名言「おそろしい子!」が堂々の1位!

元ネタを知らずに、この「おそろしい子」+白目!は知っている人も多いのではないでしょうか。

驚異、衝撃、前代未聞的な意味であり、素晴らし過ぎるときに使いましょう。

始めてこの名言が出てくるのは記念すべき1巻。

中学生のマヤが1度見た3時間ほどの舞台「椿姫」を見て、全ての台詞&シーンを丸暗記していることを、小野寺先生と速水真澄に月影千草が見せつけた場面。

「1度見ただけ」というのがキーワード。

その後、何度も月影先生のみならず、姫川亜弓もマヤの才能に衝撃を受けたときに「マヤ、おそろしい子!」と表現します。

 

第2位:北島マヤ復活|「おらぁ、トキだ」

こちらはガラスの仮面的には地味と捉えられそうですが、マヤの運命を決める大事なシーンですので、第2位に選びました。

ガラスの仮面17巻で姫川亜弓主演「夜叉姫物語」にて、急遽代役に選ばれたとき。

スキャンダルで芸能界を追放され、母親が死に、役者として死んだも同然だった北島マヤが再び女優として生き返る衝撃的シーンです。

同じ舞台に出る役者のいじわるで、マヤが食べるまんじゅうが泥まんじゅうにすり替えられていたのですが、このまんじゅうを食べなければ話は進みません。

その泥まんじゅうを北島マヤは舞台の上で躊躇なく食べます。

そのとき、舞台の上でトキの仮面を被りトキとして生きたことにより、心に再び女優としての炎が付いた瞬間であり、ここからドン底からの復活劇を遂げるのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
人生もうダメだ!と思ったら、ガラスの仮面17巻を読んでみよう!

 

第3位:速水真澄「あぁ・・・!もう・・・だめだ!!」

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出典元:https://girlschannel.ne

恐らくほとんどの読者が上位に選ぶであろう速水真澄名シーンです。

ガラスの仮面47巻、真澄とマヤがついに両想いを確かめ合います。

船の上で朝日を浴びながら、紅天女阿古夜が愛する一真に愛を伝えるシーンを速水真澄ただ一人に演じる北島マヤ。

その情熱的な愛のセリフに自分の想いを乗せて語り続けるマヤに対し、自分の気持ちが抑えられなくなった真澄が、完敗だとマヤを抱きしめてしまうシーン。

演じながら愛の告白をするとはなんともガラスの仮面にふさわしい告白です。

ずっと恋心を抑え続けたマヤと真澄が、やっと心を通わせ合った感動シーン。

ぴよ吉
ぴよ吉
ドロドロ劇に疲れて究極の純愛に触れたくなったときは、ガラスの仮面47巻がオススメ!

 

第4位:「二人の王女」桜小路&小野寺先生|「マヤちゃん・・・!」ズルッ!

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出典元:https://ameblo.jp/

最もマヤが舞台上で変身した作品が「二人の王女」アルディス役。

ガラスの仮面25巻最後だったと思います。

監獄で育って冷酷な王女オリゲルドvs誰からも愛され花の精のような王女アルディス。

そんな絶世の美女を演じる北島マヤを誰もがミスキャストと思っており、観客席から見ているマヤの知人は皆マヤが上手く演じられるか気が気でありません。

いよいよファンファーレが鳴り、マヤ演じるアルディス登場のシーン。

あまりの美しさに、速水真澄と桜小路優は開いた口がふさがらず、小野寺先生は席からずり落ちる古典的表現を披露!

劇団つきかげの皆は大騒ぎというシーンです。

北島マヤが花を背負って登場する数少ないシーンではないでしょうか?

平凡な少女が、絶世の美女に見事に変身しました。

ぴよ吉
ぴよ吉
自分に自信がを無くした時は、25巻を読んでみて!
ばけ吉
ばけ吉
ただしここから3冊くらい舞台の話だから、もう止まらないよ!

 

第5位:姫川亜弓一人舞台「ジュリエット」|ピタ「!」ピーーーロロロロ

こちらは努力の人姫川亜弓の人間を越えた大技がランクイン。

姫川亜弓一人舞台「ジュリエット」に挑戦。

ジュリエットの登場シーンのパントマイムは、ガラスの仮面20巻で登場します。

鳥のような舞から自然とジュリエットに移り変わり、ひばりを指に止まらせて足を組み長椅子に腰掛けるパントマイムシーンは必見。

力学を完全無視した人間業とは思えない姿勢を、片足で支えてキープします。

正直あり得ません(笑)

しかし、姫川亜弓の実力を示すには十分なシーンとなりました。

その後のジュリエットの表現は随所に渡り素晴らしく、キスシーンも名シーンに入れたいくらい!

人間業とは思えないものを見たいときガラスの仮面20巻をぜひ!

 

番外編:筆者オススメ名シーンまとめ

ここからは筆者が特にお勧めしたい番外編です。

ぴよ吉
ぴよ吉
マイナーだけど個人的に激推しシーンをまとめたよ♪
ひた吉
ひた吉
改めて見ると、北島マヤは周りから愛されてるね。

 

姫川亜弓:「マヤ・・仇はとったわよ・・・」

ガラスの仮面17巻、マヤを卑怯な手で貶めた乙部のりえの舞台「カーミラの肖像」に脇役で立ち、主役を完全に食ってこらしめるシーン。

亜弓さん超絶カッコいい!

 

月影千草:「どんなに影が濃くても光が無ければ影はできないのですよ」

ガラスの仮面27巻、二人の王女でのクライマックスシーン。

氷の女王オリゲルド演じる姫川亜弓が観客の心を鷲掴みにし、誰もが姫川亜弓の勝ちを確信したときの、月影先生のセリフ。

この後、光りの王女アルディス演じる北島マヤが素晴らしい演技で答えます。

 

水城冴子:「いつまでも信号は赤ではないのですよ」

ガラスの仮面29巻、なんでもお見通しの超有能秘書水城が速水真澄に言うセリフ。

モタモタウジウジしている真澄さんに意味深に物申す大人女子です。

水城さんはマヤのこともよく理解している万能秘書で超頼りになるすごい社員ですね!

 

ガラスの仮面キャラ人気投票も紹介します

これだけ続く不朽の名作ガラスの仮面漫画ですが、キャラに惚れ込んでいるがらかめファンも多いことでしょう。

しかし、誰がいるかと思い起こしても、ほとんど残るのは北島マヤの印象なんですね。

マヤ一人ではキャラが立たないので月影先生の存在が大きくなります。

また、ライバル姫川亜弓の存在も大きい。

ですが、姫川亜弓サイドは亜弓さん以外の役者がほんとのわき役扱いで、紹介すらされません(笑)

亜弓さんの部隊は、ほぼ亜弓さん一人で進んでいく感じ。

一方マヤの方は月影先生やたまに桜小路君、劇団つきかげメンバーなどいるのですが、よく考えるとキャラが少ない漫画だと思います。

ガラスの仮面人気投票順に沿って、キャラ紹介していきましょう。

 

第1位:北島マヤ

言わずと知れた主人公北島マヤが堂々の第一位!

狂気に近い演劇への情熱で、どんな困難の中でも役を掴み、その才能で周りを黙らせる演技の天才。

幻の名作「紅天女」を目指す一方で、紅天女のテーマとも取れる魂の半身をめぐる母親の仇である速水真澄とのラブストーリーも見もの。

 

第2位:姫川亜弓

第2位は北島マヤ唯一のライバル姫川亜弓。

大物女優と映画監督を両親に持つ芸能界サラブレッドの美少女。

子役の時からその美貌と頭の良さで圧倒的人気を誇ります。

しかし、本人は親の七光りを嫌い、血のにじむような努力を重ねて完璧な女優を目指す亜弓。

その努力はあらゆる財力を駆使して重ねているので、十分七光りを受けてはいるのですが(笑)

実力で「紅天女」を掴んだときこそ、姫川亜弓として認められると信じてマヤと戦っています。

 

第3位:速水真澄

「紫のバラの人」こと速水真澄が第3位!

主人公北島マヤの魂の伴侶です。

大都芸能という超大手芸能会社の若社長で冷血漢の仕事虫。

女優なぞ商品に過ぎなかった真澄は、マヤの演劇に対するひたむきな情熱に胸を打たれて心を奪われてしまいました。

いろんな事情により、陰ながら紫のバラを送りつつ、学費を出したり、劇場を改修したりものすごく北島マヤを支える、マヤのあしながおじさんです。

 

第4位:月影千草

鬼のように厳しい月影先生が第4位!

この人が居なければガラスの仮面は始まりません。

かつて紅天女を演じ、現在上演権を握っている元大女優。

事故で顔半分が潰れてしまってからは舞台を去り、紅天女後継者に命を賭けることを決意。

心臓が悪く余命いくばくで何度も入退院を繰り返しています。

今でも、紅天女として足に着けた鈴を鳴らさず歩くことができるすごい役者。

 

第5位:青木麗

北島マヤの親友青木麗が第5位!

モブキャラっぽいと言えばそうなんですが、ガラスの仮面1巻からマヤに優しく接していた姉替わり的存在。

その端正な顔立ちと長身という麗しい美貌(?)で、女性ファンのハートをがっちり掴んでいます。

劇団つきかげの看板役者的存在。

マヤと同じアパートに住み、いつもマヤの生活のフォローをしてくれています。

 

第6~10位:重要キャラをご紹介

ここからは6~10位、北島マヤを取り巻く主要キャラを少し紹介していきます。

キャラ人気投票第6~10位
  • 第6位:水無月さやか|劇団つきかげからの仲間であり、若草物語ではベス役を取り合ったかつての良きライバル。
  • 第7位:速水英介|速水真澄の養父で、紅天女に惚れ込み独占したいために一代で大都芸能を立ち上げた鬼のような会長。
  • 第8位:桜小路優|北島マヤと共に紅天女を目指す役者で、ずっと北島マヤに恋をするもイマイチ思いが届かない人気青年俳優。
  • 第9位:水城冴子|速水真澄の秘書であり、元北島マヤのマネージャーで、紫のバラの人の正体を知り陰で二人を支える人物。
  • 第10位:ピーター・ハミル|世界的カメラマンで姫川亜弓の女優としての美しさに惹かれて日本に来たが、現在は女性としても亜弓に惚れ込み、亜弓の稽古を支えています。
ぴよ吉
ぴよ吉
改めて見ると相手役ほぼいない・・・
ばけ吉
ばけ吉
桜小路くん、すぐ消えるからね(笑)

個人的にはマヤを一番貶めることに成功した乙部のりえを入れたいところです。

そのあと怒りの亜弓にコテンパンにやられて、多分芸能界から消えるのですが、けっこう頑張ったと思います。

小野寺先生なんと最初から出てるのに、何がすごいか全くわかりませんから、残念ながら圏外でした。

そう考えると亜弓さんはやはりすごいですね。

 

まとめ

ここまで、『ガラスの仮面漫画の名言や名シーンBEST5!キャラ人気投票も紹介します』と題してお届けしてきました。

ぴよ吉
ぴよ吉
恐ろしい子!ってガラスの仮面だったんだね!
ひた吉
ひた吉
意味が分かると、もっとおもしろいよ!

ガラスの仮面漫画をまだ読んでいない方でも、これ知ってる!と思った方もいらっしゃったかもしれません。

また、分かる!と共感してくださった方がいらっしゃったら筆者としてはとても嬉しいです。

基本的には冷静な目で、ここを抑えておけば大丈夫!という名シーンや名言を揚げてきました。

正直キャラ人気投票を見て、40年続いて、主要キャラがこれだけしかいなかったのか!と改めて驚きです。

ガラスの仮面にもちょこちょこライバルキャラみたいなのが出てくるのですが、北島マヤのキャラが濃すぎて残念ながら残りません(笑)

この作品は主要キャラ5人くらいで持っていると言っても過言ではないでしょう!

演劇というテーマのみに焦点をしぼった漫画も、今時珍しいと思います。

これからガラスの仮面を読むぞ!という方はぜひご参考にしてみてください。

紹介した名言名シーンが出てきたときに、キター!と拍手して頂けると嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。