青のオーケストラ

青のオーケストラ4巻確定ネタバレと感想!佐伯の衝撃告白!

青のオーケストラ 4巻 ネタバレ 感想
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この記事では「青のオーケストラ」4巻のネタバレと感想をお届けしていきます!

3巻では演奏会のオーディションが一旦終わり、ハジメと佐伯が次期コンマス候補に選ばれました。

ハジメは「自分の音色」を見つけることや作曲者の想いを伝える演奏をすることが課題となっていましたね!

そして佐伯とのリベンジマッチを控えて、いよいよ夏休みに突入しました…!!

この夏休みの間でどんな風にハジメが成長していくのかとても楽しみです♪

それでは『青のオーケストラ4巻ネタバレと感想|佐伯の衝撃告白!』と題してお送りしていきます!!

 

青のオーケストラ4巻の確定ネタバレ!

青のオーケストラ4巻の確定ネタバレ|コンマスの鑑

夏休みの練習初日ーー演奏会に向けて本格的に「新世界」の合奏練習が始まりました…全体練習は何度やっても揃わず、練習が進むにつれて部員たちの集中力も途切れ始めていました。

そんな状況を見かねた原田は、目線や弓の動きなどでオケ全体に合図を送ってコントロールし始めます。

するとみんなの呼吸が揃い始め、そんな原田の動きを見て「これが…俺の目指すコンマス…!」と感じました。

ぴよ吉
ぴよ吉
原田先輩ってすごいんだな…というよりコンマスってすごいんだな~

午前の練習が終わると、ハジメは原田から少しでも多くのことを学ぼうと話しかけようとしますが、他の部員たちに囲まれて忙しそう…仕方なくまた後でにすることに。

その時、原田の隣で演奏する3年生の町井を見かけ、ハジメは思い切って声をかけました。

校庭のベンチでお昼を食べながらハジメは原田とどうやって音を合わせているのか尋ね、絶対に負けたくない奴がいて焦っていることも話しました。

「私は後ろの席の君たち1年に焦るからね」と町井は笑い、ヴァイオリン以外で好きな音は何かとハジメに尋ねます。

町井はヴィオラの経験から、オケには色んな楽器の音があって沢山の人がいて、沢山の楽器があってそれぞれ性格や音が違う…だからみんなと音を合わせることは難しくて当然なのだと…

ぴよ吉
ぴよ吉
「みんな違う」っていうのはオーケストラだけではなく、日常でも言えることだよね。

そして「他の楽器の音にも耳を傾けてみたらどうかな?」と言い、その時ちょうど他のパートの練習音が聞こえてきて「ね?こんなに色んな音があるでしょう?」と。

「特にコンマスは他のパートとの信頼関係を築かないといけないからね…きっと君にもできると思うよ」と笑顔でアドバイスされ、ハジメは大事なことを教えてもらえたと感じるのでした。

練習へ戻ると原田に声を掛けられ、ハジメは自分に気づいてくれていたことに驚きます…その様子を見ていた町井は「これがコンマスだよ、コンマスの鑑だね!」と言いました。

ここ吉
ここ吉
町井さん明るくて優しくて好きだ~!

山田に頼み、翌朝いつもより早く登校し合奏練習をすることに…「俺がどうすれば弾きやすくなるか」を意識してくれてるのが分かる、と山田に言ってもらえたハジメは喜びました。

その後の個人練習の時間、佐伯とハルが一緒に練習することに…ハジメの隣で「新世界」演奏したかったハルは「佐伯よりも上手になればいい、チャンスはまだある」と思いました。

しかし音を合わせた瞬間、佐伯との力の差がこんなにもあるのかと痛感…ハルはそのままお昼休みも元気がなく、理由を訊いた秋音は「そんなに…?」と衝撃を受けるのでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
音を合わせた瞬間に感じるって、きっとショック大きいよね…

 

青のオーケストラ4巻の確定ネタバレ|ハジメの焦り

人数の多いオーケストラは全員がそれぞれ指揮に合わせるとまとまらないため、各パートのトップ奏者がパートの音をまとめ、さらにトップ奏者がコンマスを中心にアンサンブルを作り上げるー

練習後、顧問に頼まれた原田がハジメと佐伯(山田)をトップ練習の見学に誘います…「なんで君たちが呼ばれたのかわかるよね?」と言う原田に二人は揃って「はい!」と答え、練習が始まるのでした。

トップ練習を見学するハジメと佐伯、山田は想像以上にシビアな時間だと感じます…それぞれの音楽観や曲の解釈を妥協することなくガンガンぶつけ合い、言いたい放題の状態。

原田はそんなみんなの意見をまとめ、夕暮れのイメージだと伝えます…嘘偽りのない音をみんなで交わし、すっかりまとまっていく音に、ハジメは心地よさを覚えました。

ぴよ吉
ぴよ吉
一緒に頑張ってきたトップのみんなだからこそできる演奏なんだろうね…!!

佐伯もハジメも、あの場に加われるのは「一人だけ」なんだと感じました…ハジメは先輩たちの音を忘れないようにと急いで帰ろうとするとヴァイオリンの音が聴こえてきます。

演奏していたのは佐伯でした…むせかえるような西日の中、ハジメに佐伯の音が突き刺さりました。

ハジメは「この時流れ込んでくるあいつの音は…今までのどんな音よりも夕暮れの匂いがした」と感じたのでした。

翌朝、食欲がないと言う母を心配しながらも、佐伯の音が頭から離れず眠れなかったハジメも食欲がありませんでした。

その日の練習は顧問不在のため個人練習となり、佐伯の隣で演奏しなくて済むとホッとしてしまうハジメ…ハジメは心のどこかで佐伯と対等だと思っていました。

しかしハジメは昨日、真っ先に帰ってヴァイオリンを弾くも佐伯のようには弾けませんでした…先輩たちの演奏を聴いただけで、自分の知らない「奏者」になった佐伯を見て、思い知らされたのです。

ひた吉
ひた吉
佐伯の才能なのかな…

この日は佐伯を避けてしまい、秋音から見ても様子のおかしいハジメ…帰りに佐伯に声を掛けられると「俺はお前みたいにはなれないのか…」となんとも言えない表情で言い放つのでした。

帰宅すると外から部屋の明かりが見えず、洗濯物が干されたまま…ハジメは「…母さん?」と不思議に思いました。

 

青のオーケストラ4巻の確定ネタバレ|みんなの本音

翌朝、練習にきていないハジメ…みんなが心配していると、顧問からハジメの母が倒れて病院にいると聞かされました。

前日から連絡もつかず、母子ふたりであるハジメを心配した秋音たちは家に押し掛けることに…思ったよりもすんなりと皆を、そして佐伯を招き入れ、今日の練習はどうだったかと尋ねます。

ぴよ吉
ぴよ吉
みんなが来てくれて嬉しかったんだね。

佐伯は物足りなかったと話し、秋音は集中できなかったと話しました…そして母が入院することになり、連絡も出来ずにごめんと謝りました。

ハジメは母が倒れて初めて自分はまだまだ子供であることに気づいたと同時に、あいつ(父)と同じように母を一人で頑張らせてしまったことにも気づいて落ち込んでいました。

それからハジメは父親のこと、ヴァイオリンを辞めた理由、先日の佐伯の演奏のことも話し、佐伯に「かっこよくて羨ましくなった…あんな演奏俺にはできないから」と言いました。

出来ない自分にイラついて避けてしまったと聞かされた佐伯は涙目になりながら、ハジメに嫌われたわけではなかったことに安心しました。

ふと我に返ったハジメは「俺、色々しゃべりすぎじゃね?!」と焦りますが、みんなは「話してくれてありがとう」と言い、もっと自分のこと話してくれてもいいのだとも言ってくれます。

それでも遠慮がちなハジメに山田は「みんな真剣に聞くに決まってんだろ!」とまっすぐ目を見て言うと、ハジメは下を向いて顔を隠しながら「うん、聞いてくれてありがとう」と返しました。

ぴよ吉
ぴよ吉
泣ける…ハジメいい友達に出逢えてよかったね!!!

みんなが帰り、母の着替えの準備をしていると…「話したいことがあるんだ」と言って佐伯が戻ってきたのでした。

 

青のオーケストラ4巻の確定ネタバレ|もう一つの本音

佐伯は出された麦茶を一気飲みし「俺は」と言うと「…もう一杯いただけますか」と言い、さらにはトイレにまで行く始末で中々話を聞けません。

それから佐伯は、ドイツから戻ってきたのは「君に会うためなんだ」と言い、どこから話していか悩みながらも、ハジメが家族の話をしてくれたから「俺も話そうって決めたんだ」と。

佐伯はドイツ生活について話し始めます…祖父にヴァイオリンを教わりオケにも入っていた佐伯は、オケの友達から「アジアのすごくカッコいいヴァイオリニストを見つけた」と演奏動画を見せられました。

ぴよ吉
ぴよ吉
こわいなぁー・・・

一瞬にして惹き込まれた佐伯はその人が「青野龍仁」だと知ったと話すと、ハジメは「俺の父親目的で俺に近づいてきたわけだ」と言い、うこれ以上話は聞きませんとでもいう態度のハジメ。

佐伯は声を荒げて「話を聞いてくれ!拒絶されてでも俺は君に伝えなきゃいけないんだ…!」と言いました。

ある夜、母から自分の父が誰なのかを知らされた佐伯…「俺の母さんは声楽家なんだ。今はドイツのオペラ団でソプラノ歌手をやってる」とハジメに話します。

それを聞いたハジメは佐伯の言いたいことを理解しました…そして佐伯は「俺の父親は青野龍仁だ」とまっすぐにハジメを見て言うのでした。

ぴよ吉
ぴよ吉
いやいや待って…なんていう展開なの…

この話をしたら今まで通り話せなくなると思ってこれまで言えずにいたと話す佐伯…突然のことに感情が抑えられないハジメは「これまで通りなわけねーだろ!」と声を荒げます。

行き場のない感情を抑えきれず、佐伯が悪いわけではないないとわかっていながら、佐伯を傷つける言葉が止まりません…そして「日本になんて来なければよかったんだ!」と言ってしまうのでした。

二日後ーハジメは練習を無断欠席していました…秋音は元気がなくボーっとしている佐伯に声をかけると、佐伯は自分のせいでハジメはもう来ないかもしれないと言って去っていきました。

ひた吉
ひた吉
ハジメも佐伯も悪くない…辛すぎ…

ハジメは病院で何かあったのかと母に訊かれますが、佐伯のことは言えるわけもなく…やがて「部活辞めようと思う」言い出しました。

母は盛大に却下し「あなたがやりたいことをやりなさい!!…これ、簡単なことのようだけど…すっごく難しいことよね。特にハジメにとっては、ね」と言い最後に「よく考えて」と言うのでした。

 

青のオーケストラ4巻を読んだ感想!

・・・なななななんという衝撃の事実でしょうか。

ハジメと佐伯の父親が一緒て…辛すぎませんか…

やっとハジメがみんなに自分のことを話せるようになって、友情がまた一回り大きくなったというのに!

ハジメも気の毒ですが、佐伯もずっとこのことを言えずに苦しんでいたのかと思うと…辛いですね。

よく話したなぁと思います…次巻では、和解できるのでしょうか…

ああああああぁぁ~(-_-)

 

SNSの反応もご紹介!

ここ吉
ここ吉
SNSの反応も見ていきましょう~!!

とにかく衝撃との感想が溢れていました!!

二人とも天才の遺伝子を持って生まれてしまったとは…

ぴよ吉
ぴよ吉
なんて罪なヴァイオリニストなんだ青野龍仁~!!

 

青のオーケストラ4巻の確定ネタバレまとめ

「青のオーケストラ」4巻のネタバレと感想をお送りしてきました!

今回は佐伯の衝撃の告白にすべて持っていかれましたね…

それまでのストーリーもとても良くて、泣ける…と思っていたものもすっかり吹っ飛んでしまうほどでした。

演奏会も迫っていますし、なんとか乗り越えてほしいなと思います(/_;)

ハジメと佐伯のコンビが早く見れますように・・・!!!

というわけで『青のオーケストラ4巻ネタバレと感想|佐伯の衝撃告白!』はここまで!

5巻のネタバレ&感想もお楽しみに~(^o^)丿