この記事では「青のオーケストラ」2巻のネタバレと感想をお届けしていきます!
「青のオーケストラ」1巻では、主人公ハジメと秋音の出会いから海幕高校への入学までが描かれていました。
100人を超える部員数を誇るオーケストラ部による演奏シーンは、本当に音が聴こえてきそうな程に臨場感がありましたよね!
秋音とは違い入部を決めていなかったハジメですが、生の演奏に圧倒されて心を強く打たれていました。
2巻ではそんなハジメ、そして秋音のオケ部での生活のが始まります♪
それでは『青のオーケストラ2巻ネタバレと感想|ついに始まるオケ部ライフ!』と題してお送りしていきます!
Contents
青のオーケストラ2巻の確定ネタバレ!
響けユーフォニアムを観る前から気に入ってるマンガ。
作品を読んでると本当に音が聞こえて来そうなくらい演奏シーンの描き方が上手い。
2巻今日買ってきたんだけどやっぱり良い。 pic.twitter.com/zFJeDu4Y1p— しんちゃん@空の青さを知る人 (@polismam32) November 14, 2017
天才的なヴァイオリニストだった中3のハジメは、母とプロのヴァイオリニストである父の離婚によりヴァイオリンを封印していました。
さらにそのことが理由となり「誰も自分のことを知らない高校」に行きたいと考えていたハジメでしたが、秋音との出会いによって再びヴァイオリンと向き合い始めました。
そして上手くはないが楽しそうに弾く秋音に導かれるように、ハジメは強豪のオケ部がある海幕高校へと進学しました。
そこには今後ハジメのライバルになるであろう佐伯や、かつて共にコンクールに出場していたチェロの山田、秋音の友人ハルなどの姿が…!!
一体どんな青春が待っているのでしょうか♪
さっそくネタバレに参りましょう~!!
青のオーケストラ2巻の確定ネタバレ|それぞれの音
オケ部の部員や入部希望者の前でヴァイオリンを弾くことになったハジメ佐伯…久々に大勢の前で弾くハジメは緊張していました。
評判通りにとても上手い佐伯でしたが、合わせようとするハジメを無視し合わせる気など全くない様子。
自分の存在を全否定してまるで暴走列車のような、挑発するような佐伯にイラついたハジメも負けじと対抗します。
そこにいる皆を圧倒させる二人の演奏はまるで音の喧嘩…ハジメはひどい演奏だと思いつつも「楽しい」と感じていました。
演奏が終わるとハジメがプロのヴァイオリニスト青野龍二の息子であることに周りが気付き始め、父の不倫を囁く声まで聞こえてきました。
秋音は気を落とすハジメに気づくと背中をバチンと叩いて励まし、「ちゃんと見ててよね!」と言ってヴァイオリンを弾き始めました。
ハジメはまだまだ危なっかしい秋音の音色に心が救われるのでした。
青のオーケストラ2巻の確定ネタバレ|やっと見つけた憧れ
秋音に「どうだった?私の演奏!」と訊かれたハジメがまぁよかったと答えると、秋音はハジメのおかげだと言ってニッコリしました。
そんな二人のやり取りをみていたハル…ハジメはハルの演奏を聴いて結構うまいなと思っていました。
続いて先輩たちの練習を見学する時間となり、ハジメはコンマスである3年生の原田の演奏に心を奪われました。
全員の音と意識が原田に集まり、まるで音と踊っているような演奏をする原田を目の当たりにしたハジメは「自分がどこに向かって進めばいいのか」がなんとなくわかったような気がしました。
その日の帰り道、入部届を眺めながら歩いていると佐伯が「また君と弾けたら嬉しい」と声をかけてきました。
それでも中々素直になれないハジメ…まどろっこしさを感じた秋音はハジメの代わりに入部届にサインをし、それを見て微笑むハジメなのでした。
青のオーケストラ2巻の確定ネタバレ|オケ部始動
入部して2週間が経ちハジメたちの仮入部期間が終了すると、オケ部は夏の定期演奏会に向けて本格始動。
練習漬けの毎日に体力のないハジメはバテバテ…そして佐伯も体力がなくバテバテなのでした。
経験の浅い秋音はみっちり初心者部員とともに2週間の間に基礎を叩きこまれ、合奏練習に参加できるようになって大喜び。
一方のハジメは1年間のブランクは大きいと実感…1stヴァイオリンのハジメは二人一組のパートナーである佐伯の演奏の精巧さを感じ、自分のダメなところを見せつけられるようでした。
合奏練習に参加できるようになったものの、やはり秋音は2ndヴァイオリンの中で遅れをとっていました。
5歳からの経験者である立花は、厳しい練習により仮入部の時から確実に人数も減っていく中で「いつやめるの?」と秋音にきつく当たってきます…みんなの足を引っ張ってるとも言われました。
しかし「うまくなって見返したい!」と積極的に練習に励む秋音…ハジメはその姿に刺激を受け「お前と音を合わせるのを楽しみにしてるよ」と声を掛けました。
頑張ってるのが自分だけじゃないこと、これが部活動の良さなのだとハジメは感じるのでした。
青のオーケストラ2巻の確定ネタバレ|雨の日
ある雨の日、ハルや女子たちが濡れてしまったため練習前に着替えていると、ハジメは佐伯の忠告を聞く前に教室のドアを開けてしまいました。
ハルの着替えを見てしまって気まずい中、今日の練習は隣同士なハジメとハル…ハジメは謝ろうとするも、赤くなってしまうハルに戸惑いますが、そのまま練習がスタート。
ハルはずっと動揺していましたが、ハジメはハルが佐伯と並ぶくらいに演奏技術が高いことに気づきました…やがて顧問で指揮者の鮎川が現れると、教室の空気は一変しました。
鮎川の一振りで音が変わっていく様はどことなく父親を彷彿とさせ、ハジメは動揺して大きくミスをしてしまうのでした。
今日は何をやっても上手くいかなかったと落ち込みながら、居残り練習をすることにしたハジメ…そんな様子をハルは見ていました。
練習を終えて帰ろうと外へ出ると、そこにはハルの姿が…声を掛けようとするとちょうどハルの傘が目の前でひっくり返ってしまい、ハジメが入れてあげることにしました。
話をしながら歩き、気まずさを解消したころ…ハルは「ずっと前から言おうと思ってたんだけど…青野くん、あの約束覚えてる?」と切り出したのでした。
青のオーケストラ2巻の確定ネタバレ|小桜ハル
ハルは小さな頃、コンクールで落選し泣いていました…するとハジメが「ブルッフ好きなの?」と明るく声をかけてきました。
難曲であるブルッフに挑戦したハルに「すごいね!かっこいいじゃん!」と言って笑いかけてくれたハジメ…それは舞台で演奏しているときとはまるで別人のようで、ハルはとても驚きました。
そして去り際には「いつか一緒に弾けたらいいね、約束ね!」と…ハルはずっとその言葉を覚えていたのでした。
小学生の約束なんてあってないようなもの…それでも信じたくなるくらい、ハルにとってあの日のハジメがとても眩しかったのです…もちろんハジメはそんな約束は覚えていませんでした。
ハルはまだクラスの女子とはあまり馴染めず、秋音の存在に救われていました…もっと積極的に明るく前向きに「変わりたい」と思っていたハルでしたが…
部活ですっかり友達がたくさんできている秋音を見て、自分に対する気持ちとは裏腹に秋音に対して「何も変わらないでほしい」と感じてしまい、葛藤していました。
一緒にご飯食べに行こうと言われても遠慮してしまいました…そんな一人の帰り道、かつて自分をイジメていた同級生をみかけて立ち尽くしていると…
心配していた秋音が追いかけてきており「大丈夫だから!」と声をかけてくれました…ハルは「結局私はあの日から何も変わってない」と思うのでした。
青のオーケストラ2巻の確定ネタバレ|秋音とハル
ハルは学校を休みがちになっていました…あの帰り道でいじめっ子を見かけて以来、トラウマが蘇ってしまっていたのです。
優しい秋音に甘えてしまう自分が一番怖いと感じていたハルは、秋音からのラインにも「大丈夫だよ」と嘘をついて返信していました。
それでも秋音にはハルがなぜ休んでいるか検討がついており、気になってしまって授業もオケ部の練習も上の空になってしまい、みんなに迷惑をかけてしまう始末。
演奏会まで67日とカウントダウンも始まり、オーディションも控えています…秋音はハルと「一緒にヴァイオリン演奏しよう」と約束したことを思い出し、ハルの家へ向かうことにしました。
コンビニへ出かけていたハルと偶然会い、公園に来た二人…秋音はハルに何も訊かず、今日の部活での失敗やハルと仲良くなったきっかけなどを話しました。
楽しそうなハルを見て「体調はもう平気そうだね」と秋音が言うと、また「大丈夫だよ」とごまかしてしまったハル…秋音はもっと本当の気持ちを言ってほしいと言います。
しかし秋音もまずは自分がちゃんと言わないと、と言って話し始めました…中学の時、イジメられていたハルを助けようとしたり「やられっぱなしでいいのか」と言ってしまったこと…
それは余計なことでさらにハルを追い詰めることになってしまったのではないかと謝りました…そしてハルの転校後に秋音が嫌がらせを受けやり返したことも話しました。
ハルは自分のせいで…と泣きながら謝り、自分は辛いことから逃げてばかりで嫌になると本音を話すと、秋音はハルのおかげで居場所があるんだと言いました。
二人で泣き笑いしながら話をした後、秋音は「初めて自分に弾いてくれた曲」をハルに弾いてほしいとお願いし、ハルはG線上のアリアを弾きます…その音色に秋音はまた、涙をこぼすのでした。
青のオーケストラ2巻の確定ネタバレ|圧倒的先輩
ハルも学校へ来れるようになり、季節は6月の半ば…演奏会まで2ヶ月を切りました。
オケ部3年生の幹部たちは演奏会のメンバーについて会議をしています…1.2年生はオーディションがあり、原田は誰が選ばれると思う?と目を輝かせてみんなに訊いていました。
ハジメと佐伯は確定だとみんなは言いましたが、原田は二人にはまだまだ課題が多いと指摘…それに彼らの上には2年生もいるのだと言い、原田は1年と2年を競わせたいようでした。
このオーディションがきっかけできっと海幕のオーケストラはもっと良くなる…そうすれば俺たち3年も安心して引退できる…原田はそう語るのでした。
2年生が練習を仕切るのは会議中だからだと思っていたハジメは「3年生の引退に向けて新体制に移行していくのかも」と佐伯に言われ、先輩と一緒に演奏するのは演奏会が最後なのだと気付きました。
オーディションについて説明を受け、2年生がオーディション曲のパートをお手本として弾いてくれることに…しかしそのパートは誰も弾いたことがない様子…
そこにサボってばかりの羽鳥が登場し、コンマス席に座ります…ハジメはほとんど所見の曲を合わせるなんて、いくら2年生でも無謀じゃないかと思っていました。
しかし、演奏が始まった瞬間にその考えは吹き飛び、一瞬にして2年生の演奏に全員が飲み込まれます。
オーディションまで、あと2週間…2年生の演奏は良くも悪くも1年生に大きな影響を与えたのでした。
青のオーケストラ2巻を読んだ感想!
昨日本屋の試し読みで面白そうだなと思って買おうとするみ何故か2巻だけどこも置いてなくてやたら苦労した漫画、
青のオーケストラって作品なんだけど今日2巻購入して今読み終わった。なかなかに面白いじゃないの
良質な青春部活モノといった感じ。
続きはよ。
あとハルちゃん可愛かったです。 pic.twitter.com/TRX7kgMQs8— ユズ (@yuzu1545) January 13, 2020
ついに始まったオケ部ライフ!!
ひとりで頑張るのではなく、みんなと切磋琢磨していくのが部活だということを、ハジメが実感して嬉しそうなのが印象的でした。
部活が楽しくなり、先輩とも馴染めてきたと思った頃には、3年生って引退してしまうんですよね。
ハジメのちょっと切ない気持ちに触れて、オケ部ではありませんでしたが、自分の部活動生活を思い出してしまいました!!
1年vs2年となりそうなオーディション、なんだかこちらまで緊張します…!
佐伯とハジメは合格できるのか、そしてハルと秋音の行方も気になりますね♪
SNSの反応もご紹介!
広告で見た青のオーケストラ。
絵が凄く綺麗で2巻までしか読んでないけど面白かった。
音楽の授業は音符が全く判らなかったんでダメでしたが、周りと協力して1つの物を作り上げるってのはスポーツもオーケストラも一緒なんだなと感じました。
この絵は二巻のそんな一コマ。
とても綺麗な絵でした pic.twitter.com/byPTKksqSu— カズ@ヴァル (@di2aNDsgsb2tcfI) October 24, 2018
電子書籍で青のオーケストラの1巻試し読みしたらめっちゃおもろくて帰りに2巻買おうとしたら1巻と3〜7巻はあるのに綺麗に2巻だけ売ってなくてもしかして私みたいな人間たくさんいたのか…?ってなった。。
— けー (@kee25_) September 8, 2020
フォロワーさんが読んでらしたので、青のオーケストラ読んだ〜〜!
まだ2巻までだけど原田先輩ドタイプでしにそう リアルなら主人公が好きです— いえ (@ea_mskj) September 14, 2020
内容とは関係ないのですが「2巻だけ売っていない」というツイートがあまりにも多くて驚きました…!
1巻を無料で読んで、2巻を買いに走った人が多かったのでしょうか?(^o^)丿
青のオーケストラ2巻の確定ネタバレまとめ
『青のオーケストラ』面白い!!
登場人物がひとりひとり心にある葛藤を乗り越えるところもいいし、本には見えない『音』を伝える描写も鳥肌が立つほど迫力がある。
一気に2巻まで読んでしまった。続きが気になる!そしてこの本がいいなと思った方は『この音とまれ』もぜひ…!好きだと思う…! pic.twitter.com/QmWbVtK5Qk
— れれれ (@2wrere7) May 10, 2018
「青のオーケストラ」2巻のネタバレと感想をお送りしてきました!
2巻は「仲間」や「友情」という言葉がぴったりな展開だったように思います。
みんなと何かをすることや、誰かのために頑張ることっていいものだなと改めて感じました♪
3巻はオーディションに注目ですね~!!
初心者の秋音がはどこまでやれるのか…ハジメと佐伯のライバルコンビは2年生に勝てるのか…??!
しっかり3巻も追っていきたいと思います!
というわけで『青のオーケストラ2巻ネタバレと感想|ついに始まるオケ部ライフ!』はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました♪