ワノ国でついに麦わらの一味に加わったジンベエ。
そう!
政府の中でも最大・最凶の大監獄「インペルダウン」です!
ルフィはエースを助け出すためにインペルダウンに潜入し、そこで幽閉されていたジンベエと出会いました。
ただ、ジンベエは世界政府から認められた海賊の証「王下七武海」という称号があり、実力も半端なく強いはずですよね。
そんな彼がどうやってインペルダウンに投獄されたのかご存知でしょうか?
実は、ジンベエがインペルダウンに捕まった理由がとっても泣けちゃうんですよ。
その後、ジンベエは見事脱獄に成功するわけですが、どうやって脱獄したのかも物語の中で重要なポイントになっていきます。
今回は、ジンベエがインペルダウンに捕まった理由や、その後どうやって脱獄したのかについてくわしく解説していきます。
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ジンベエがインペルダウンに捕まった理由が泣ける!
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そもそも、ジンベエがインペルダウンに幽閉されたのは、殺人やテロといった残虐な事件を起こしたり、大きな罪を犯したりしたわけではありません。
実はジンベエは、ただ世界政府が提案した作戦に反発しただけだったのです!
しかし、政府は作戦を阻止しようとするジンベエの存在が邪魔になり、強制的にインペルダウンに連行したというわけ。
ジンベエはなにより仁義や忠義を重んじる男です。
そんな彼がインペルダウンに捕まってしまい、仁義を通せないと悔しがるシーンはぐっと胸が熱くなります。
さて、ざっとおおまかに説明しましたが、ここからは漢気溢れるジンベエがインペルダウンに投獄された経緯をついてもっとくわしく解説していきます!
「海賊嫌いの海賊」ジンベエは白ひげに恩義あり!
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ジンベエといえば、海賊であるのに海賊嫌いで有名な人物でした。
そのため、王下七武海の中でも、政府に対しては比較的協力していたという背景があります。
しかし、ジンベエにとって白ひげだけは、海賊でも特別な存在だったのです。
理由は、ジンベエの故郷である「魚人島」を白ひげが守ってくれたから。
当時、魚人や人魚は迫害や差別を受けていました。
また、人魚は高値で売れることから誘拐も相次いでいたのです。
そんな魚人島が荒れ果てていたとき、白ひげが「魚人島を俺の縄張りにする!」と宣言してくれました。
白ひげの一声のおかげで、魚人や人魚に手を出す敵は激減し、ついに魚人島に平和が訪れたという経緯があったのです。
きっと当時のジンベエはまだそこまで強くなくて、逆に白ひげは全盛期だったから白ひげの背中に憧れたんだろうな~。
「俺も白ひげみたいな男になる!」とジンベエは決意して、修行を積んで今のような強さを手に入れたのかも!
その後、ジンベエはもしも白ひげ海賊団がピンチになったときには全力で手助けすると心に誓いました。
ジンベエは白ひげ全面戦争に反対した唯一の王下七武海
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白ひげに恩義を抱いているジンベエにとって、政府が計画した作戦は到底看過できないものでした。
その作戦とはズバリ、「エースを処刑し、白ひげをおびき寄せて倒す」という非人道的な方法だったのです。
そもそも、白ひげは部下の死をなによりも許さないことで有名でした。
政府は、白ひげの意志を逆手に取ってエースを餌にして全勢力をぶつけて戦争を起こす作戦を考えたのです。
その全勢力の中には、王下七武海も加わっており、政府は強制的に戦争の参加を命じました。
他の七武海は、戦争に対して前向きではなかったものの、結果的にはジンベエ以外は全員参加。
王下七武海であるボアハンコックについては、作中で描かれていましたが、ゲッコーモリアとかは政府から要請がかかってきた時どんな対応したんだろう?
もしかしたらエースがルフィの兄だと聞いて、やられた恨みを晴らすべく戦争参加を受け入れたのかもしれませんね~。
しかし、ジンベエだけは白ひげへの仁義を貫き通し、最後まで戦争はしないと猛反対していました。
エース救出を狙うためわざとインペルダウンに入った?
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政府から白ひげ討伐を打診されたとき、ジンベエは戦争に反対しただけでなく、事前に戦争を回避しようと動いていました。
そこで、ジンベエは政府内で大暴れをするという凶行を起こします。
ジンベエはどれだけ説得されてもまったく止まらなかったため、手を焼いた政府は結局インペルダウンに幽閉するに至りました。
政府から見ると、まるでジンベエが正気を失ったかのような様子でしたが、実はジンベエが暴れ続けていたのはインペルダウンに潜入するためだとも考えられます。
インペルダウンは行くだけでもかなり困難な場所で、海賊はおろか、政府の人間でも限られた人物しか中へ入れません。
そこで、ジンベエはわざと暴れまわってインペルダウンに潜入し、戦争の引き金になるエースを助けようとしたのではないかと思われます。
それほど、ジンベエにとって白ひげはかけがえのない存在だったのでしょう。
ジンベイがインペルダウンからどうやって脱獄したのか解説!
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意図的なのかは不明ではあるものの、政府から反発し続けたことで結果的にジンベエはインペルダウンに投獄されてしまいました。
インペルダウンに捕まってもなお、ジンベエは未だに全面戦争を阻止したいという気持ちはずっとくすぶったまま過ごしています。
実は、ジンベエが脱獄するためには、ルフィと革命軍イワンコフの活躍が欠かせません。
次は、ジンベエがインペルダウンから、その後どうやって脱獄したのかについてくわしく見ていきましょう。
脱獄不可能のインペルダウン
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インペルダウンとは世界中の凶悪犯を収監するための海底大監獄です。
今まで脱獄したのは金獅子のシキだけで、長年にわたって鉄壁を守り続けていました。
内部は地上部(1階)から地下へと進むほどに凶悪犯が収監されており、フロアがLEVEL1~6に分かれています。
また、監獄には署長であるドクドクの実を持つマゼランや、副署長のハンニャバル、覚醒した動物系の能力者の獄卒獣がインペルダウンを守っているのです。
ジンベエとエースが幽閉された場所はレベル6というフロアで、表向きは公表されていない秘密の監獄でした。
捕まっている人物は超危険人物ばかりで、過去の事件があまりに残虐であったり、政府にとって不都合事件を起こし存在をもみ消された人物が収監されています。
とはいえ、イワンコフが作ったLEVEL5.5といったような看守たちが知らない空間が、まだまだあるかもしれませんし、脱獄したのは金獅子のシキだけというのは表向きの情報なだけで、本当はもっと脱獄囚はいる可能性もゼロではありません。
インペルダウンの謎は、まだまだ解明されていない部分が数多くあるように見受けられます。
革命軍イワンコフ&ルフィとジンベエが遭遇
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そんなLEVEL6に収監されていたジンベエが脱獄できたのは、ルフィがエースを救いにやってきたからでした。
ルフィはマゼランとの戦いに敗れ、数々の毒に侵され瀕死状態だったところを、革命軍イワンコフのおかげで復活を果たします。
イワンコフは、ルフィの父親がリーダーである革命軍の幹部で、LEVEL6とLEVEL5の間にLEVEL5.5という基地を作って性別を超越したニューカマーたちと楽しく過ごしていました。
あれだけどんちゃん騒ぎを起こしていたのに、看守にバレないってどれだけ防音設備しっかりしてるの。(笑)
イワンコフは、外部にいるドラゴンとも連携を取っており、脱獄するタイミングを待っていたところ、ルフィがドラゴンの息子だと知り、脱獄の時は今しかないと感じて、ニューカマーたちとともにエースを救出に向かいました。
しかし、ルフィが到着したときにはすでにエースは公開処刑が行われるマリンフォードに輸送された後だったのです。
それでもルフィは諦めず、エースが処刑されるマリンフォードに向かうことを聞いたジンベエは、「俺も連れて行ってほしい」と頭を下げて頼みました。
ジンベエにとって、あの時のルフィは救世主だったでしょうね。
まだ仁義を貫けるチャンスがあるのだと、希望の光をルフィから感じたと思います。
ニューカマー王国の協力でインペルダウンから脱獄成功!
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ジンベエがエース救出のため、マリンフォードについていきたいと頭を下げるとルフィはあっさりと快諾。
周りは王下七武海が加わることに驚きますが、この時点ではルフィはジンベエが王下七武海だとは知りませんでした。
ジンベエが加わるのは、強力な戦力になると判断したイワンコフたちも脱獄を受け入れます。
そして、ニューカマーかつ、イワンコフの右腕でもあるイナズマのチョキチョキの実の能力を使って牢屋を切り裂き、見事脱獄に成功!
ニューカマーはイワンコフとイナズマにばかり注目されていましたが、ニューカマーたちもインペルダウンに入るほど罪人。
つまり、ニューカマーたちも結構強いんです。
彼らがいたからこそ、看守たちの追走にも追い付かれずに済んだのかもしれません。
また、もしかしたら、一緒に脱獄したニューカマーたちの中に、こっそりとLEVEL6にあたるほどの大物がいた可能性もありますよね。
そんなイワンコフ&ニューカマーたちのおかげで、ジンベエはマリンフォードまでたどり着くことができたのです。
まとめ
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いかがだったでしょうか?
ジンベエが捕まった理由は白ひげへの仁義を貫くためだったのですね~。
どうやって脱獄ができたかというのも、ルフィと革命軍イワンコフ&ニューカマーたちのおかげで、1人では決して成功できなかった荒業でした。
この大脱獄はその後、インペルダウン史上初めての大失態として世間に知れ渡ります。
このように署長の入れ替えについては少し触れられていたものの、マゼランがその後どうなっているのか、どうやってインペルダウンが復活したかは謎のままです。
正義心が強いマゼランが、ジンベエが捕まった理由を知れば、少しは罪悪感が薄れ、復活を果たしているかもしれませんね。
とにかく、この脱獄がきっかけでルフィとジンベエは出会って、ゆくゆくは一味に加わるまでに至ります。
しかし頂上決戦では、結局白ひげもエースも守ることができず、悔しい結果になったのは本当に残念でしたね。
それでも、ジンベエは前を向いてルフィに忠誠を立て、新たな旅が始まっています。
これからは、麦わらの一味としてのジンベエの活躍に期待したいですね。
と、いうわけで今回は『【ワンピース】ジンベエがインペルダウンに捕まった理由が泣ける!その後どうやって脱獄したかも解説します』と題してお送りしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。