青のオーケストラ

青のオーケストラ1巻ネタバレと感想|ヴァイオリンが繋ぐハジメと秋音

青のオーケストラ 1巻 ネタバレ
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この記事では裏サンデーで連載中の漫画「青のオーケストラ」第1巻のネタバレと感想をお届けしていきます!

阿久井真さんによる「青のオーケストラ」は、タイトルの通りオーケストラを題材とした青春物語です。

演奏シーンは‘’本当に音が聞こえてくる‘’ほどに臨場感に溢れていると人気を集めているんですよ♪

物語の主人公はとある理由からヴァイオリンを弾くことを辞めてしまった元・天才少年、青野一(ハジメ)。

そんな彼が一人の少女そして高校のオーケストラ部と出会い、音楽と青春の物語が始まります!

それでは『青のオーケストラ1巻ネタバレと感想|ヴァイオリンが繋ぐハジメと秋音』と題してお送りしていきます!

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青のオーケストラ1巻の確定ネタバレ!

「青のオーケストラ」1巻では、天才的なヴァイオリニストでありながら、とある理由をきっかけにヴァイオリンを辞めてしまった青野ハジメが、秋音(あきね)律子と出逢います。

そして楽しそうにヴァイオリンを弾く秋音に影響を受けたハジメは、再びヴァイオリンと向き合うことに決めました。

やがてオーケストラ部のある海幕高校の入学したハジメと秋音は、ハジメに匹敵するほどの天才的なヴァイオリニスト佐伯と出逢うことに…!!

このようにハジメと秋音の出会いから、物語の舞台となる海幕高校入学までテンポよく進んでいく「青のオーケストラ」1巻。

早速ネタバレに行きましょう~!!

 

青のオーケストラ1巻の確定ネタバレ|元天才ヴァイオリニスト青野ハジメ

ーーたった4本の弦…そこから奏でられる音が、俺を掴んで放さない。今でもときどき、思い出すんだ…音が大好きだった…あの頃のことを…ーー

ハジメは今日もまた体育の授業でボールを顔面キャッチし、鼻血がたらり…父から「指はヴァイオリニストの命だぞ?」と言われ続けてきたため、スポーツは苦手なのです。

ぴよ吉
ぴよ吉
顔面キャッチはきつい…!

学校を終えて帰宅すると「きゃーっ!」と母の悲鳴が響き渡り「そこの部屋にいるから!」とゴキジェットを渡されますが、その部屋は「開かずの間」…

部屋の中にはピアノやヴァイオリン、いくつものトロフィー、床には楽譜も落ちていて、ハジメが人生の中で最も長い時間を過ごした場所…ぼんやりしていると「そこ!」と母に言われ、無事に退治は完了。

ハジメはこの部屋で父と過ごしたことを思い出します…ハジメはプロのヴァイオリニストだった父の奏でる音が大好きで、今でもその音に捕まったままだと痛感していました。

ぴよ吉
ぴよ吉
どうしてやめちゃったんだろう?

翌日の昼休み、ハジメは進路相談室で誰も知り合いのいない学校に行きたいと言うと「お前は音楽の道に進むもんだと思ってたんだけどなぁ…」と少し残念そうな先生。

話をしているとふわっとヴァイオリンの音が聞こえ、未練があるかのようにその音に食いつくハジメ…先生は「気になっちゃう?」とニヤッとして去っていきました…ハジメは別に気になんねーし!と心の中で叫ぶのでした。

しかしハジメは先ほどの音のことを考えており、またしても体育でボールを顔面キャッチ…保健室で休んでいると、女子生徒が入ってきてヴァイオリンを弾き始めます。

ひた吉
ひた吉
まさかの顔面キャッチ二回目…(笑)

ハジメは夢の中であまりにも下手な演奏を聴きながら「どんな奴が弾いてるんだか」と思っていると、なんと自分…「…俺?!」と驚き飛び起きると、ヴァイオリンを弾いている女子と目が合いました。

「ヘンタイ!何色々見てんの?」と言われ口論をしていると武田先生が現れ、この秋音律子は先生がヴァイオリンを教えている生徒だと言います…なんと先生は高校の時オーケストラ部だったのです。

秋音は先生の母校のオーケストラ部でヴァイオリンをやりたいとのことで、先生は「秋音に教えてやってくれないか?」とハジメに頼んできました。

ハジメも秋音も拒否しますが「青野は引き受けてくれたら体育の成績大目に見てやる。秋音は言うこと聞かいとヴァイオリン貸してやんない」と先生は言いました。

ぴよ吉
ぴよ吉
先生うまいこと言うねぇ!

ーーそいつは突然…ヴァイオリンを持って俺の前に現れた。秋音律子…これが彼女との出会いだったんだーー

 

青のオーケストラ1巻の確定ネタバレ|二人とヴァイオリン

――今でも忘れない…バックミラー越しに言い放った父の言葉「お前はヴァイオリニストだ。死ぬ気でヴァイオリンを弾き続けろ」ーー

父の言葉が今でも頭をよぎるハジメですが、自分は父親のように母さんを傷つけたりはしない、もうヴァイオリンは弾かないと決めていました。

昨日は先生の頼み事も断りましたが、先生は秋音がヴァイオリンを弾様子をこっそり見ていたハジメに「お前ヴァイオリン嫌いか?」と…ハジメは何も答えられませんでした。

ひた吉
ひた吉
きっと本当はヴァイオリン好きなんだろうなぁ

帰り道、嫌いだから辞めたはずなのに、なんでこんなにも苦しいのだろう…と考えていると、突然秋音が現れ「弦が切れたから直してほしい」と半ば強制的に家に連れて帰りました。

開かずの間に入ると秋音は「ヴァイオリン弾いてみて」とハジメに言いますが、どんなに言われても弾こうとしないので、自分で弾き始めた秋音…聴くに耐えない音色…

そんな稚拙な音の行進を聴き、幼い頃の自分と重ね合わせたハジメは秋音にアドバイスをし始め、秋音は「弾けた」という感覚を味わうことが出来ました。

ぴよ吉
ぴよ吉
ハジメは素直でいい子なんだろうな♪

秋音を送りに行きながら、ハジメは自分の父がプロのヴァイオリニストで離婚して家を出て行ったことを話すと秋音は「あんたの父親、ヴァイオリンとは関係ないと思う」と言って帰っていきました。

帰ると母からも「またハジメのヴァイオリンが聴きたいなぁ」と言われたハジメは「俺もあいつのように弾ける日がくるのだろうか…」そう考えながら1年ぶりにヴァイオリンケースを開けるのでした。

翌日授業を終えて帰ろうと隣の教室の前を通ると、ただならぬ雰囲気…「また殴る気?!」などと言われている秋音は女子たちを睨みつけていました…

 

青のオーケストラ1巻の確定ネタバレ|ハジメの知らない秋音律子

ハジメは秋音のことを友人に尋ねると、女子をいじめて転校させたらしいと聞かされ耳を疑いました…しかし秋音が保健室登校している様子も見たハジメ。

あいつのこと何も知らない、そう思ったハジメは先生に訊いてみることに…すると、秋音は友人のハルをずっとイジメていたクラスの主犯格であった篠崎を殴ったと。

ハルはその数日前にイジメが原因で転校しており、その後は秋音がクラスでイジメを受けるようになったのだと…先生はハジメに秋音と友達になってやってくれとも言いました。

ぴよ吉
ぴよ吉
秋音、なかなか大変だったんだね。

そんな人知れず苦しんでいた秋音の話を聞き、ハジメは秋音の家までヴァイオリンを届けに行くことにしました。

すると秋音は「ビブラートのかけ方教えてもらおうと思ってたんだ」と言い、ハジメの腕を引っ張て河原にやってきました。

ハジメは先生から秋音の事情を聞いたと話し、先日は何も知らずにひどいことを言ったと謝りました…秋音はイジメのことに悩んでいる様子はなく「今の悪いことより、これからの楽しいことを考えるようにしたの」

「だから私、ヴァイオリン弾くんだ!だって好きなことを我慢するのはなんか違うじゃん?」そう言われたハジメは、強く困難を乗り越えている秋音に驚き、自分の気持ちにも気付きました。

ハジメは楽しそうに弾く秋音が「羨ましかったんだ…」と…そして再び弾いてと言われたハジメは、少し緊張しながらもヴァイオリンを弾き始めます。

ぴよ吉
ぴよ吉
いいね!秋音にいい影響もらってヴァイオリンもっと弾いてほしい!!

秋音はもちろん、道行く人もハジメの音色に驚き耳を奪われました…「ここはいろんな音が聴こえる…でも父の音は聴こえない」そんなことを思いながら日が暮れるまでヴァイオリンを弾き続けたのでした。

 

青のオーケストラ1巻の確定ネタバレ|二人の時間

10月半ば、いよいよ本格的に受験モードへ突入した中3の二人は、放課後は図書室で勉強をしていました。

あの日河原で弾いたヴァイオリンはやっぱり楽しくて、気持ちよくて、家に帰ってからもひたすらに弾いたハジメ…先生にも「もう一度弾いてみます」と伝えると嬉しそうに笑いました。

そして先生の母校であり、日本学校合奏コンクール8年連続最優秀賞のオーケストラ部がある千葉県立海幕高校を勧められました…が、ハジメの学力では少し厳しいため、秋音に勉強を教えてもらうことに。

ぴよ吉
ぴよ吉
225人中204位のハジメくん。

学年3位と頭のいい秋音は、絶対に海幕高校に入る!と頑張っており、ハジメはそんな秋音を見て「一度決めたらとことん突き進み、絶対に自分を曲げない頑固者だ」と感じるのでした。

二人は放課後は図書室で勉強が終わるとハジメの家でヴァイオリンの練習という日々を送っていました…そんなある日の帰り道、ヴァイオリンのおかげで最近は学校が楽しいと話す秋音。

さらにオーケストラ部の生演奏を聴いた時の感動を話す秋音は、河原でヴァイオリンを弾くハジメを思い浮かべながら「そういえばあの時も…」と言いかけてやめました。

ぴよ吉
ぴよ吉
あの時も同じように感動したんだよね!!うんうん!

そして勉強頑張りなさいよ!と言って帰っていきました…ハジメはそんな秋音に感化され、深夜まで勉強に励むのでした。

 

青のオーケストラ1巻の確定ネタバレ|春の訪れ

時は流れ2月、めでたくハジメも秋音も海幕高校に合格!…死に物ぐるいで参考書と向き合った日々がようやく終わりを迎えました。

合格&卒業祝いで先生にラーメン屋さんに連れてきてもらった二人…そこでハジメはオーケストラ部に入る気は今のところないのだと話し先生と秋音を驚かせました。

ぴよ吉
ぴよ吉
先生もオケ部入らなくてもいいって言ってたもんね。

そして先生はちょうどハジメがヴァイオリンを辞めたころにコンクールに出始めた「佐伯直」の話をし始めました…片っ端からコンクールを制覇し、音楽推薦で海幕高校に合格したのだと。

先生は帰り際、秋音にヴァイオリンを貸す前の日、20年ぶりに弾いてみたら下手すぎて5分もせずに弾くのを辞め、妙に寂しくなったと話しました。

「今でも俺の中に響き渡るあの音は…もう二度と出せない音なのだと。大人になってようやくわかったよ、その瞬間にしか出せない音があるんだって」

「だから後悔しないよう…自分の音に全力で向き合えよ!」そう言って帰っていったのでした。

ひた吉
ひた吉
その瞬間にしか出せない音…!!

4月になり、入学を控えたハジメは楽器店で小学生の頃一緒にコンクールに出ていたチェロの山田と再会しました。

そして同じく海幕高校に入学すると判明…知り合いのいない高校を選んだはずなのにとハジメは落胆。

一方、秋音は転校した友人ハルと食事をしています…ハルも海幕高校のオーケストラ部に入るようで、秋音はハジメとハルは「経験者同士話が合うかもね」と言うのでした。

 

青のオーケストラ1巻の確定ネタバレ|海幕高校オオーケストラ部

4月、ついにハジメと秋音は海幕高校に入学しました…ここは生徒数2,000人を超えで1学年18クラスというマンモス高です。

二人は同じクラスとなり、山田は別のクラスに…秋音はハルにハジメを紹介しようとしましたが、ハジメを見るなり逃げてしまいました。

ハジメと山田、そしてハルも同じコンクールに出ていたことが何度かあったようですが、ハジメは覚えていませんでした。

ここ吉
ここ吉
ハジメとハルって何があったんだろうね?

部活紹介の時間となり、体育館ではついにオーケストラ部の演奏が始まります…指揮者である顧問は武田先生の同級生です。

トランペットの音から始まったフランツ・フォン・スッペの「軽騎兵序曲」は、ハジメの心と体に響き渡り、その音はどんどん膨らんでいきます。

100人を超える部員は一人一人のレベルが高く、ハジメは圧倒されました…そしてみんなの知っている曲へと変わり、みんなで手拍子をします。

楽器を持っていないのに一緒に演奏しているようで、体育館にいる全員が楽器の音と溶け合っていて…「すげー楽しそう…!」ハジメは心を強く打たれたのでした。

 

青のオーケストラ1巻を読んだ感想!


流れるようにテンポよく進んでいきましたね~!!

それぞれに辛い過去を持つハジメと秋音ですが、武田先生みたいな先生と出逢えて良かったなぁと思いました。

なんだかんだ仲良く勉強とヴァイオリンを教え合う二人の姿は微笑ましかったです♪

ついに海幕高校のオーケストラ部の演奏を目の当たりにしたハジメはひたすらに圧倒されていましたが…

音がないのに本当に音が聴こえそうなほど心と体に響き渡る様子が描かれていて、私も圧倒されてしまいました!

経験者や実力者の集まる海幕高校オケ部で、これからどんな青春が繰り広げられていくのか楽しみです♪

 

SNSの反応もご紹介!

ぴよ吉
ぴよ吉
SNSでも人気だね~!!

1巻からみなさん引き込まれていますね~大人買いする方が多いのも、納得です!!!

高校生の青春物語、やっぱりいいですよね♪

 

青のオーケストラ1巻の確定ネタバレまとめ

「青のオーケストラ」1巻のネタバレと感想をお送りしてきました!

スピード感のある展開ではありますが、ハジメや秋音の葛藤などもしっかりと描かれており、とても引き込まれました。

演奏シーンは口コミ通り、本当に音が聴こえてくるようで臨場感たっぷりでしたね♪

ついに始まった海幕高校での青春…ハジメや秋音、そしてオケ部のみんながどんな成長を見せてくれるのか、2巻以降もとても楽しみです!

というわけで『『青のオーケストラ1巻ネタバレと感想|ヴァイオリンが繋ぐハジメと秋音』はここまで!

2巻のネタバレ&感想もお楽しみに~♪

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